「ま~る」(旧「NPO配りの会」)犯罪を経験した当事者と支援者でつくる自助グループ

ま~る(旧「配りの会」)は、刑務所出所者など犯罪を経験した当事者と、産業カウンセラー、家族相談士、精神保健福祉士、社会福祉士、弁護士などでつくる、自助グループ活動を行っているNPOです。2011年設立、刑務所から社会へ戻る方に寄り添う活動をしています。

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8月4日おしゃべり会感想文。親との関係性について。

参加者のケイさんが感想文を書いていくれました。
この文に書かれているとおり、ま~るには、様々な背景を持つ人たちが参加します。
そして、立場の違いを尊重しあい、その場において対等な発言をします。
参加された方々が自分の話を持ち寄り、居心地の良いおしゃべり会でした。
                      シャンプー
8月4日おしゃべり会参加者。個性的な足元が揃いました。 
以下、ケイさんの感想文。

 今日のテーマは「親」。親から離れてシェアハウスに住むことができた!という女の子の報告をきっかけに出席者が各々の「親問題」を語ります。「結婚して、車を持って…」とステレオタイプな生き方を押し付けられてきたと語る男性もいれば、「親の長電話でよく疲弊していた」という学生もいました。まーるに参加する人は「親」に対して不満を持つ人が多いようです。話は尽きません。
 個人的に「いいな」と思ったのが、話の流れが「親問題」を人生の課題と捉える方向にシフトしていったことです。かつて父親のDVを目撃してきた女性は、その父親が送ってくる手作りの野菜にストレスを感じていたと語ります。しかし、最近になってそのストレスがなくなったと。彼女はそれを「成長」だといいました。また、いろいろありすぎて、親とは適度な距離感になったと語る男性もいました。「親」というある種の不条理をただ受け止めるのではなく、どう立ち向かうのか。それぞれの到達点と答えを語り合いました。
 途中、シャンプーさんの提案で、簡単な瞑想をしました。明かりを消して、目を閉じて、手をぶらぶらして、呼吸を意識します。終わったあと、落ち着いた気分になりました。瞑想は自分の感覚を取り戻す効果があるとも聞きます。悩みを言葉にしたり、瞑想したりと、この会も、親の価値観や規範といった「呪詛」を解くための過程であることを思い起こさせます。
 クロージングの感想で「(「親」という課題を)面白がれるように」という話がありました。ただただ困難に感じるというよりは、面白がるという発想は大事かもしれません。願わくば、今日参加した人たちが、「親」という人生をかけた問題に対して、面白がりながら、納得できるような答えと境地を見出せるように…。難しいかもしれませんが、そんなことを思いもした会でした。



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お知らせ「おしゃべり会」2017年


「ま~る」主催
 
社会復帰おしゃべり会  2017年の予定


保釈中の方、保護観察中の方、刑務所経験者等の参加を歓迎します!



刑事施設等から社会復帰を果たそうとしている方には、自分の過去を隠さなくてはならないというストレスや、他人に対する気後れ,支えてくれる人がいないという孤独感がつきまといます。私たちは、互いに過去を受け入れた上で、本音で交流する自助グループとして、おしゃべり会を開催しています。人間性の回復を目指して、楽しくお話ししてみませんか。

いらっしゃる際には、必ず事前にご連絡下さい。
kubari(at)officesoula.com (atを@に替えてください)


◆ 日程 *直前の変更の可能性もございます。参加する前日に再度ご確認ください。

2017/1/18(水)9:00-18:00「ゲシュタルト療法」特別ワークショップ 済
2017/1/27(金)18:30-21:00 会員のみ
2017/2/8(水)18:30-21:00「おしゃべり会」@杉並区
2017/2/22(水)18:30-21:00「おしゃべり会」@杉並区
2017/3/10(金)18:30-21:00「おしゃべり会」@杉並区
2017/3/22(水)18:30-21:00「おしゃべり会」@杉並区
2017/4/4(火)9:30-14:30「ゲシュタルト療法」特別ワークショップ@都内
2017/4/16(日)18:30-21:00「おしゃべり会」@杉並区
2017/4/22(土)18:30-21:00「おしゃべり会」@新宿区
2017/5/31(水)18:30-21:00「おしゃべり会」@新宿区
2017/6/30(金)18:30-21:00「おしゃべり会」@新宿区
2017/7/6(木)9:45-17:00「ゲシュタルト療法」特別ワークショップ@オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟和室
*特別ワークショップは、当事者の方は無料。それ以外の方も、有料でオブザーバーとして参加できます。
 済 
2017/7/11(火)18:30-21:00「おしゃべり会」@新宿区済

2017/7/26(水)18:30-21:00「おしゃべり会」@新宿区
2017/8/4(金)18:30-21:00「おしゃべり会」@新宿区

2017/8/22(火)18:30-21:00「課外授業おしゃべり会」@新宿にある餃子屋さん。いつもと会場が異なりますので、参加希望の方はご確認ください。Eメール: 
kubari(at)officesoula.com (atを@に替えてください)
2017/9/20(水)18:30-21:00@新宿区
2017/10/3(火)18:30-21:00@新宿区
2017/10/4(水)18:30-21:00@新宿区9:45-17:00「ゲシュタルト療法」特別ワークショップ@オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟和室 *特別ワークショップは、当事者の方は無料。それ以外の方も、有料でオブザーバーとして参加できます。 
2017/10/24(火)18:30-21:00@新宿区
2017/11/7(火)18:30-21:00@新宿区
2017/12/16(土) クリパ@江東区内 13:00-
 ◆ 参加費 : 無料
◆ 場所 : 都内 ご連絡いただいた方にお知らせします。

◆ 安心して参加いただくために

・実名を名乗る必要はありません。ニックネームで呼び合います。
・薬物やアルコールの影響下にある方は参加できません。
・この場で話したこと、聞いたことは、お互い他に持ち出さないようにしましょう。

◆ プログラム内容

参加を希望される方は、メールでお気軽にご連絡ください。
ここは「生きにくさ」を抱える人々が集まり、自分のことを語る場です。
自由におしゃべりをしたり、瞑想して心を静かにする時間を取ったりします。
また、心理療法のひとつであるゲシュタルト療法(自分の身体感覚や感情、気になることや未解決の問題などに焦点を当て、自分自身に気づきを向け、今ここでの体験を通じて完結し、統合していく作業)などを使い、自分自身に取り組むワークも取り入れます。

◆ ま~る(旧「配りの会」)は

刑務所出所者など犯罪を経験した当事者と、産業カウンセラー、家族相談士、精神保健福祉士、社会福祉士、弁護士などでつくる、自助グループ活動を行っているNPOです。2011年設立、刑務所から社会へ戻る方に寄り添う活動をしています。

回復共同体「ま~る」
ウェブ: http://kubari.jimdo.com/
ブログ: http://kubarinokai/blog.fc2.com/

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↑会のメンバー、スッチーの手作りだよーーー(^_^)

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7月26日おしゃべり会。ご家族の方が参加してくださいました。

この日は、常連のあやさん、ひろちゃん、シャンプーのほか、2名の方が参加してくださいました。

家族が受刑生活をしている人です。

頻繁に面会に行っている方でした。


うーん、色々自分の記憶が蘇るのですよね。

自分も、さんざん家族に迷惑をかけたけど、


されど、


だけど。


事件の被害ってどこまでやねん!


て、思うのです。


事件の被害者はいます。


そして、


「加害者の家族も被害者」


とはよく言われます。


でも、この


「加害者の家族も被害者」


という言葉の被害を受けた「家族」って、


加害者(家族の受刑者)からの被害でしょうか?


加害者家族は、親戚が減ります。

「あの事件の関係者とは関わりたくない。」

と、親戚や友人が去っていきます。


それって家族はとてもつらいことです。

また、加害者となった受刑者も辛いです。


常識とか、社会とか、一般の大多数の人から忌われて避けられます。


私も経験をしてきたことなので、


この辛さを分かち合ったおしゃべり会でした。

| 活動報告 | 18:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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2017年7月11日おしゃべり会感想。

短冊に願いを書いたおしゃべり会。
          シャンプー

今日は、ひろちゃんとあやさんと私で短冊に願いを書きました。

ひろちゃんとあやさんの願いは「死刑廃止」の実現。

2020年には実現さたいね。

それに協力するつもりもあり、私の願いは「満願成寿」。

まんがんじょうじゅ。
願掛けが叶うこと。神仏に祈った願いが成就すること。

我ながらいい言葉だ!


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と思ったら、

普通は「満願成就」みたい。

いや、間違ってはないです。

願い満たされ、寿に成る。で、ええやん、意味通じるやん。


でも、これからは一般的な「満願成就」を使わせていただきます。

我を通すよりも、周りに合わせなきゃ社交性が保てないからね。

社会復帰って、細かなところでも難しいね。

今日は、この3名で、出所者やマイノリティーが住める場所があればいいねと、住宅探しをしていこうと計画ねっていました。

受刑者が仮釈放をもらうには帰住地が必要です。

その実現に向けて、各界との交友を深めていくとか。

あとは、今後のおしゃべり会日程。

クリスマスには常連さんだけ秘密基地に呼んでパーティーするよ。



以下、おしゃべり会の日程。


2017/7/26(水)18:30-21:00「おしゃべり会」@新宿区
2017/8/4(金)18:30-21:00「おしゃべり会」@新宿区
2017/8/22(火)18:30-21:00「おしゃべり会」@新宿区 
2017/9/20(水)18:30-21:00@新宿区
2017/10/3(火)18:30-21:00@新宿区
2017/10/4(水)18:30-21:00@新宿区9:45-17:00「ゲシュタルト療法」特別ワークショップ@オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟和室 *特別ワークショップは、当事者の方は無料。それ以外の方も、有料でオブザーバーとして参加できます。 
2017/10/24(火)18:30-21:00@新宿区
2017/11/7(火)18:30-21:00@新宿区
2017/12/16(土) クリパ@江東区内 13:00-


| 活動報告 | 22:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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[犯罪からの回復とゲシュタルト・セラピー」に参加しました。

[犯罪からの回復とゲシュタルト・セラピー」に参加しました。

              シャンプー

「犯罪に関わったことのある方にゲシュタルト・セラピーを体験してもらうことを目的として、百武正嗣さんを特別にお招きし、ワークショップを開催してもらうことになりました。
百武さんは、日本ゲシュタルト療法学会の理事長で、セラピストとしても本邦第一人者です。」

と、ひろちゃんがオススメの百武さんのワークを受けてきました。

私は、「被害者の方との和解は無理」、と思っていたけど、そこは頭が硬かったなと、改めて感じた次第です。

次回は、10月4日、場所は今回と同じ国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟の和室。

時間は、緩やかに毎回違いますがおおよそ、9:30 にお集まりください。


「NPO法人 配りの会」と、懐かしい表記をしてお待ちしています。

回復者であり、ワークを受けたいという方は事前にお申し出ください。

当事者の方たちは、怖がったり、尻込みしたり、風邪を引いたりで欠席することが多いそうです。

実際お髭の百武さんにあったけど、全然怖くなかったよ!

オブザーバー参加費8,000円 20名限定です。

お申し込みはひろちゃんまで!

前回のチラシよ。↓
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| 活動報告 | 21:37 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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おやつわんさかおしゃべりかい。

おやつわんさかおしゃべりかい。

               シャンプー
           
ひらがなで書くと、読みづらいですね。

さて、平成29年6月30日のおしゃべり会は、おやつの買い出しからはじめました。
キャプチャ 
お腹をすかせておしゃべり会に来たひろちゃんとおやつをたくさん買い、おしゃべり会です。

私はおにぎりをみっつ持って来ていたので、ひろちゃんとひろしくんに一つづつあげました。

でも、こういう日に限っておにぎりがおいしくなかったなと反省しております。

最近我が家の生活が文化的になり、冷蔵庫を使い始めたのですが、そこで冷やして傷まないようにしたおにぎりでした。

デンプンの質が、炊く前の状態に戻っていたみたいです。

コンビニのおにぎりのように、グリシンとPH調整剤でも入れれば冷めても美味しいだろうけど、ケミカルに頼らないおにぎりなので、冷やすのは失敗でした。

おかしいな?と思っていたけど、デンプン状態を考えたらまずさに納得いきました。


「あのおにぎりはまずかった!(納得)」

これからはこの反省を踏まえ、

鍋で炊いたご飯は常温で保存します(電子ジャーは持っていない)。

または、傷まないように酢飯にします。

社会復帰って、こうやって、細かいトライアンドエラーを繰り返していくことなんだろうね。

こうして、満たされな食欲もあってか、

「今度、新宿にある「駆け込み餃子」に食べに行こう!」

という話で盛り上がりました。




その一時間後、アフターおしゃべり会でひろしくんと餃子屋さんに駆け込んで餃子とライスを食べました。

今日の教訓、

「失敗を恐れていては何も進めない。」

失敗が多いほど、経験からの対処法が身についていますから!

初参加のなおちゃん、またおいでね。

| 活動報告 | 09:08 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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大学の授業に参加してきました。

大学の授業に参加してきました。

          シャンプー

 昨日の夜、ひろちゃんからメールが入りました。

 「明日、●●大学よろしくお願いします。」

 「えーーーーーーーーー?(´゚д゚`)」

 

 ということで、急遽、ひろちゃん(小竹広子弁護士)と大学に出向き、社会福祉士を目指す学

生さんの前で、急遽自分の体験談を話すことになりました。

 

 最寄り駅からスクールバスでキャンパスまで学生さんと移動。

 はるか昔、自分も学生の頃はスクールバスで通学していたな-と、思い出していました。

 

 【逮捕前の昔のこと】


 成人式を過ごした幼馴染と、また会えると思っていました。

 

 【服役中のこと】

 

 辛さを紛らわすため、やんちゃなことばかりしていました。

 びっしり文字を書いた紙つぶてを、部屋の窓に投げ入れて文通しました。

 

 懲罰中は、部屋の壁にクロスワードパズルを貼り付けて眺めていました。

 誕生日を迎えるヤツには、菓子を与えて祝いました。

 

 【出所直後の出来事】

 世代が代わるほどの時を経ていて浦島太郎でした。

 

 身分証明書がないからsuicaが購入できないと思っていました。

 

 信号がLEDに変わっていて驚きました。

 受刑中にずっと食べれなかった食材のリストを作り、一つ一つ味わって食べました(いちじく、もろへいや、ホヤなど)。

 【最近の出来事】

 街をゆく人の面影で思い出すのは、刑務所で中の良かった人の顔です。

 その人達も、自分にとってかけがえのない出会いでした。

 

 【今日の講義は】

 30分程度の時間を頂きモノローグです。

 過去を振り返り、未来を憂い、それでも今いるこの場この時の特殊さに感謝を覚えます。


 ひろちゃんも30分話をし、残る30分は生徒からの質疑応答でした。

 
最後に思ったことは、

 「学生さんたち、規格外の服役経験者でスマネエ。」

 もっとマトモで従順な、無難に授業の教材となる受刑者もいただろうにねぇ。
 
 スマネエ スマネエ。

| 活動報告 | 15:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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おしゃべり会感想 あやさん

今日は、最初は40分ほどひろこさんと私の二人だけでした。
刑務所から出てきた方に関して、「精神障害者」だったり、「生活保護」を受けたりするとそれぞれの支援に繋がれるけれど、「犯罪をおかしてしまった」という部分に関しての支援は少ないのではないか、
支援者側が、支援を必要としている方を条件を付けて切り分けるのではなくて、支援者の方が横のつながりをもって幅広い支援ができるようにしていく必要があるのではないか・・・・というようなおしゃべりになりました。

シャンプーさんがきてからは、ひろこさんの持ってきてくださった「ゲシュタルトカード(?)」をちょっとやりました。
前々回は、タロットカードだったのですが、こちらのカードも面白かったです。

おやつは、ひろこさんの豆おかき、チョコレート、シャンプーさんのシナモンかけお芋等、潤沢でした。

あやさん

| 活動報告 | 18:36 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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回復共同体「ま~る」

ま~る(旧「配りの会」)は、刑務所出所者など犯罪を経験した当事者と、産業カウンセラー、家族相談士、精神保健福祉士、社会福祉士、弁護士などでつくる、自助グループ活動を行っているNPOです。2011年設立、刑務所から社会へ戻る方に寄り添う活動をしています。

新名称: 回復共同体「ま~る」 2014年8月より
旧名称: 特定非営利活動法人「配りの会」 2011年11月

■「ま〜る」の原則はこちらです。
■公式ホームページはこちらです。
■支援を必要とされる方はこちらをご覧ください。
■「治療共同体アミティからのレポート - 犯罪と薬物依存からの人間性回復」を購入されたい方はこちらをご覧ください。
■ヨガ教室にご興味がある方はこちらをご覧ください。
■現在ロゴ等、変更手続き中!

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↓これになるのかしら?小竹広子さん作
だれか、すてきなロゴ作ってくださーい。

marl logo

■「ま~る」は、社会へ戻る方々を応援しています。

「犯罪者」と話をしたことがありますか。
血も涙もない人非人でしょうか。
嫌な人でしょうか。困った人でしょうか。
産まれたころは、どんな赤ちゃんだったでしょうか。
子どものころは、どんなことに悩み、どんな夢を持っていたのでしょうか。

過ちを犯してしまった人たちは、ごくふつうの人間です。
環境、出会い、特性など様々な条件の中で、たまたま適切でない行動パターンを身につけてしまった人たちです。
誰もが、再び過ちを犯さないための生き方を、学んでいくことができます。
配りの会は、刑務所出所者/回復者と支援者でつくる自助グループとして、社会へ戻る方に寄り添う活動をしています。

刑務所出所者/回復者のメンバーが、大学の授業や講演会などに伺って、刑務所と社会復帰についてお話しいたします。
☆刑務所の生活はどんな感じ?
☆どうして再犯するひとが多いの?
など様々な疑問にお答えします。罪を犯したひとを知っていただく契機になれば幸いです。

■「出所後に感じたこと」

出所後、驚いたこと、困ったこと、嬉しかったことはなんですか?という質問に、こちらの記事の中で出所者が答えています。

■会員募集!!!

「ま~る」(旧「配りの会」)では、活動に賛同してくださる会員を募集しています。
1. まずは、このブログのメールフォームでお知らせくださいませ コチラ→ 

2. その後、こちらのフォームによりお申し込み後、入会金・年会費1年分を下記の口座にお振り込みください。
正会員 (個人・団体) 入会金 2000 円 年会費 3000 円
賛助会員(個人・団体) 入会金 3000 円 年会費 10000 円
三井住友銀行 鶴見 支店 普通口座
口座番号: 7144125 特定非営利活動法人 配りの会


ご寄付も随時歓迎しております。上記口座にお振り込みください。

■治療共同体/回復共同体について(小竹広子さん寄稿)

家族や社会との関係を交えながら、分かりやすくこちらで説明しています。

| 「ま~る」について | 23:14 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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支援を必要とする方へ

「ま~る」活動報告のブログです。ま~る(旧特定非営利団体「配りの会」)は、犯罪を経験した当事者と支援者でつくる自助グループとして、刑務所から社会へ戻る方に寄り添う活動をしています。2011年設立、刑務所経験者、弁護士、産業カウンセラーなども参加しています。

◆ おしゃべり会
犯罪を経験した当事者が社会の中でぶつかる課題を相談したり、気軽に話し合う場として、新たな仲間との絆づくり、社会とのつながりづくりの場を提供します。
また、様々なワークを通じて、感情の扱い方を学び、本来持っている幸せに生きる力を獲得しなおし、犯罪を犯さないで心地よく居られる状態をつくっていきます。

◆出所者のサポート
刑務所から出所して行き場がない方で、東京周辺に帰住予定の方は、ご相談ください。ご事情に応じて、生活保護申請のサポート等を行います。

◆カウンセリング等
個別のカウンセリングや家族との関係調整等をとおして、社会へのソフトランディングをはかります。

*支援を必要とされる方・関係者の方はホームページよりお問い合わせください。

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| 「ま~る」について | 20:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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活動原則

「ま~る」の原則

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私たちは、人間は本来、自分に必要なことに自ら気づき、選択し、行動し、幸せになる能力を持っている、尊い存在であることを信じます。

犯罪と薬物依存の多くは、様々な「生きづらさ」から生じています。「生きづらさ」の原因となりうる問題は、虐待、貧困、失業、各種の障がい、災害、病気、その他のストレスなど多数あります。こうした問題を抱えていても、対人関係能力に問題がない場合は、多くの場合、犯罪や薬物でない対処を選ぶことが可能です。他方で犯罪や薬物依存に至る人の多くは、根本的な「生きづらさ」として対人関係の問題を抱えています。自己肯定感が低い、自己の感情を抑圧する、他者を信頼できない、他者との間で適切な感情的関わりを持つことができない、そのために良い人間関係を構築できないという、こころの問題が隠れています。

「ま~る」は、自分の感情に気づき、表現し、それが他者から受け入れられるという経験を通じて、本来持っている人とつながる力を取り戻すための自助グループです。私たちは、ありのままの感情を安全に表現することを学び、そのようにしても、そのひとの存在が否定されることのない、安全・安心な場を提供すべく努力します。また、メンバーは、自身のあり方を見せることを通じて、互いに他のメンバーの良きモデルとなります。

自分の感情に気づき、安全・安心な場を提供するため、私たちは、お互いに以下のルールに配慮します。

1 自分と他人は違うことを認める。
2 外部基準ではなく、自分の中で起きていることを語る。
3 他者について良いと感じたことを相手に伝える。
4 他者について悪いと感じたことを相手に伝えるときは、アイメッセージで(「私」
を主語にして、自分に起きていることとして)伝える。


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| 「ま~る」について | 21:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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冊子販売 治療共同体(セラピューティック・コミュニティ)アミティからのレポート

「治療共同体(セラピューティックコミュニティ)アミティからのレポート-犯罪と薬物依存からの人間性回復」は、米国の「Amity Foundation/アミティ・ファウンデーション」が持つアリゾナ州のツーソン/Tucsonの「犯罪者更生施設」「Circle Tree Ranch/サークル・ツリー・ランチ」での、一ヶ月間の研修の記録を冊子にしたものです。

このボタンは画像のみの情報です(^.^;) ご購入希望の方はコチラをクリック。
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■DLmarkeのサイトからダウンロード版が購入できます。(DLmarketは、2006年11月にオープンした、デジタルコンテンツを自由に売買できるダウンロード販売専門のマーケットプレイスです。)

■PDFデータではなく印刷物をご希望の方は500円+送料でお分けしますのでお知らせください。目次やあとがきなどはこちらからご覧になれます。

『治療共同体(セラピューティック・コミュニティ)
アミティからのレポート
~犯罪と薬物依存からの人間性回復』


ダウンロード版  540円(税込)

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販売者情報 NPO法人ま~る理事小竹広子

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詳細情報 

刑務所出所者の自助グループ、「ま~る」の役員で弁護士&カウンセラーです。
「治療共同体=Therapeutic Community」を日本につくりたいと思って活動しています。

ホームページ http://kubari.jimdo.com/
ブログ http://kubarinokai.blog.fc2.com/
主な活動地域 東京

商品説明

2013年8月に、アミティ財団の治療共同体「サークルトゥリー牧場」に滞在し、犯罪や薬物依存からの回復を目指す入所者と共に、プログラムに参加させてもらいました。
NPO法人「配りの会」(現在は「ま~る」に名称変更)のメンバー3人で計画しての滞在でした。
滞在してみての実感ですが、治療共同体は、再犯防止に確実に効果があると感じました。再犯防止というだけにとどまらず、人間性を根本的に変革し、猜疑心と怒りに満ち、不安でいらだった人を、満ち足りて穏やかで誰もが好きになるような人へと変え、人が誰でも持っている本来の美しさを発揮できるようにするのです。
日本では、犯罪や薬物依存にどのように対処してゆけばよいのか、再犯防止はどうしたら達成できるのか、有効な答えが見つからないまま、厳罰化だけが進行し、刑務所内でのプログラムもまだまだ発展途上です。
治療共同体を紹介し、日本でも刑事司法のシステムに取り入れて頂きたいと願って、このレポートを作成しました。
商品詳細販売者情報

商品ID 301433
ファイル形式 pdf
ファイルサイズ 48.93MB
商品ファイル名 amityreport.pdf
商品登録日 2015/03/12

| 「ま~る」について | 12:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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おしゃべり会3/22 感想

2017年3月22日おしゃべり会
                   シャンプー

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今日のおしゃべり会、アヤさんが入ってくるなり
「看板がないですよ。」
という。

場所を非公開にはしているが、参加者がわかりやすいようにシャンプーのかわいいイラスト付きでホワイトボードの看板は出していたはず。

どういうことかと表の看板を見ると、隣を使う「○○研究会」に上書きされていた。

隣の部屋のご年配に事情を話したら、
「前の人が消し忘れたのかと思った。」
という事情発覚。


ま、今後、高齢化社会もあって、こういうことは増えていくだろうから怒らない。
いずれ自分も高齢者である。
間違いは誰にでもある。


他者受容の寛容さは突然試されるのだ!

| 活動報告 | 08:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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おしゃべり会3/10 感想

けいすけ 感想

2回目のお邪魔です。人見知りが少し和らいだのか、四角い心の角が取れたみたい。続けざまに来ていいのかなと思いつつ、お話が聴きたかったので来てしまった。

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今回、印象的だったのはゲシュタルト療法というワークだ。どういう療法なのか戸惑いつつ、言われるままにやってみた。
最初は「外で起きていること」「体で感じていること」「心で思っていること」をそれぞれ言葉にしてみた。次は、体の違和感を言葉にして、その違和感と対話を試みた。最後に、座布団を用いて、人間関係のお悩みの解消を試みた。最後のワークはメンバーの一人に焦点を当てたものだった。
やっているうちに「これは面白い」と思った。感覚と認識と思考を整理するもの。地に足をつけた思考を図るもの。自分が今ここにいるという感覚を取り戻すもの。いろいろな形容の仕方を思いつくが、考えばかりに集中して、嫌なことを思い出したり、怒りが湧いてきたり、自分を否定したり、それで物事に手がつかなくなったりする人にはピッタリだと感じた。これらがゲシュタルト療法の効果なのかは分からないが、時間があれば勉強してみたいと思った。
会の終了後、別れ際にメンバーとハグをした。ハグは遊離している自分が引き戻される感覚がして嫌いじゃない。今ここに生きているという感覚がする。そう考えると、さっきのワークの続きにも思えた。
また、お邪魔することがあると思いますが、よろしくお願いします!

| 活動報告 | 06:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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累犯刑務所を出入り禁止とされました。

「累犯刑務所を出入り禁止とされました。」

                   シャンプー


 前回に続き、累犯刑務所に行ってきました。

 今回は単独で累犯刑務所へ参加です。 
 
合計2時間のプログラムのうち、1時間目は前回と同じスマープ(SMARPP)、Serigaya Methamphetamine Relapse Prevention Program:せりがや覚せい剤依存再発防止プログラム)です。
 「第6回目 あなたの中にある引き金について」
という表題で、「内的な引き金」について話し合いました。

 私は、お酒だろうが、覚醒剤だろうが、自分の問題の置き換えてその感情の取り扱いを考えます。だから、スマープは覚せい剤に限らず、感情のコントロール全般に使えるプログラムです。
 依存症者に有名な言葉に「HALT(ハルト)」というのがあります。
 HUNGRY(空腹)、ANGRY(怒り)、LONELY(孤独)、TIRED(疲労)があると危機的状態になりやすいということです。
 危機的状態になると、薬物使用、飲酒、過食、拒食、窃盗、自傷、自殺、犯罪などに至りやすくなります。
 
 さて、難しい説明よりも、その場で起きたことを少々。

 最初の設問があり、
「どんなときにあなたは怒りますか?」
 と聞かれ、それぞれの受刑者が答えます。
「電車で足を踏まれたとき。」
「妻が浮気していたとき。」
「夜中に報知機を出しても刑務官が素通りしたとき。」
などなど、
「あー、あるある。」
という相槌ができるような言葉が出てきたのですが、私の隣の方が、
「怒ったこと? ないなー。 んー、ない。」
と言っていました。

 私はその人が
「怒ること」
は、
「短気な人のする浅はかな表現」
と思っているように思いました。
 彼等は日々、刑務所で静かに暮らしていて、怒りを必要としないかもしれません。
 刑務所の静謐な時間が、平坦で安定した生活をもたらしているように思いました。
 そんな受刑生活が、怒ることを忘れさせたのかもしれません。
 怒ることを思い出せなくなる、感情の出し方すら忘れているようで、悲しい気持ちになりました。

 そして、ふと受刑生活を振り返ります。
 まず、刑務官を「先生」と呼ぶこと。
 自分が服従する姿勢です。
 呼びやすくはあるけど、それが日常の刑務所の空間です。
 看守が受刑者を管理する社会です。
 
 さて、2時間目は「釈放前の教育(通称 シャクゼン)」の一環で、30分の自由に使っていい時間をいただき、質疑応答で自分の体験を話してきました。
 その経験の中で、私の職業(秘密(∩_∩))に質問が偏り始めたのです。
「国家資格ですか?」
「何日かかりますか?」
「どこで受けられますか?」

 これは、私の経験の話ではなく、誰もが調べればわかる答えがあります。
 こういった目先の質問のみでこの時間を終えては勿体無いので一旦仕切り直しです。
 
同じ刑務所を出て、再犯に至る人はどういう道を辿ったか、それからどうやって身を守って今まで生活してきたかを話してきました。
 今回の、職業について矢継ぎ早に質問をする人は、発達障害がある人のように思いました。
 しかし、しばらく経って考え直すと、私自身がそうであったように、「拘禁反応」に過ぎないのではと思いました。
 その受刑者にとってみれば、限られた時間の中でしか会話が許されない生活ゆえ、話せる機会に沢山話したいという思いが先立っているようでした。
 これに限らず、何年も続く受刑生活が、社会で暮らしていたルールを削ぎ落とし、受刑者としての暮らしに置き換わっていくのです。
 「刑務官と目を合わせてはいけない。」
 「作業中は交談禁止。」
 「手紙は一日一通以上発信できない。」
 「タオルを肩にかけてはいけない。」
 刑務所には、一般の方が想像できない多種多様な制限があります。
 この、入所時に起きたカルチャーショックが、日を追うごとに慣れて、常識へと置き換わっていきます。
 
 今日の話で私が一番に伝えたかったことは、出所に際し、まずは
「リハビリが必要」
ということに尽きます。
 世間から離れていたにも関わらず、前科を隠し、就職し、普通の社会人に戻ること。
 これは難しいことでした。履歴書の書き方、税務申告など、社会人経験が少ない分、今でも苦手なことがあります。
 受刑中の方も、それを自覚し、自分の苦手なことを把握して乗り越えていってほしいと切に願いました。

2017031406320874e.jpg

 さて、前置きが長ーーくなりましたが、表題にある累犯刑務所を出入り禁止とされた件です。

 初回訪問後に、刑務所内の職員食堂で食事をしていたら、遠巻きに私が元いた刑務所の職員が、同じ場にいたそうです。
 私自身、それには気が付きませんでした。
 ただ、刑務官のびっくりした姿もわかります。

 懲罰を30回ほど繰り返し、看守のことを「先生」と呼ばない。  
 稼いだお金は全く貯めることなく、雑誌や手紙の費用にしていく。
 身元引受を断り、仮釈放もいらないと言う。

 全く刑務所内の処遇に服従しなかった逆模範囚の私です。

 でも、この結果、「面白い!」と受け入れています。

 私は、彼等の定義する「不良受刑者」であるところ、再犯で刑務所に入っていないです。
 これは、ま~るを始めとする多くのTC(therapeutic community)に参加しているからにほかなりません。
 良き仲間に、良き教えを受けて、己を成長させれることに喜びを感じること。
 
 これが回復の秘訣だと思います。

 今回訪れた刑務所には、私はもう入れなくても、別の仲間があとに続くことと思うのです。

 ここまで私を導いてくれた多くの方たちだけでなく、私を出入り禁止にした元いた刑務所の職員にも深く感謝しています。

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おしゃべり会2/22 感想

感想    けいすけ

部屋に入るとき、少し緊張した。知らない人たちがいる会に初参加というのもあるだろうが、まだ、偏見が残っているのかもしれない。ここでは自己紹介するときに今の状態を◯X△で答えるらしい。シャンプーさんが遊び?で□を加えた。まさに僕の状態は□だった。

「あなたは当事者ですか」。僕は大学院生で話を聞きたいと思って来ていた。だから「そうではないです」と答える。「本当に犯罪行為をしたことないの」と問われる。なるほど。そう言われれば、万引きはしたことがあるような。でも、「当事者です」というのはどうにも白々しい。ここでの立ち位置をどうするのかは考え続けないといけない。何も知らんやつがこういう場に土足で入り込むのなら。

話の中心は捕まってしまった子を持つ母親だった。誰にも言えなかったことをここで吐露して、周りからアドバイスと温かい言葉を貰って、とそんな流れで、すごくいいなと思った。僕はただただ話に圧倒されて、ほとんど何も言えなかったし、言える言葉もなかった。ただ、毒親…とかいう話があったとき、「自分を責めないで」とは思った。その場で言えなかったからここに記す。

その後、実際に、刑務所から出てきた少年の話もあった。どちらも共通しているのは「居場所」なんだと思う。家庭にも居場所がなくて、学校にも居場所がなくて、だから、悪い友達とつるんじゃう。しちゃいけないこともしちゃう。そこが居場所になるから。聞いていてそう思った。こんな話を聞けて来てよかったとも思えた。

取り留めのない感想になりましたが、今後もよろしくお願いします。

20170226201109922.jpg

今回は、初めてけいすけさんが参加してくださいました。
ありがとうございました!また遊びに生きてください(^_^) ゆうこりん

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累犯刑務所に入ってきました。

「累犯刑務所に入ってきました。」
                         シャンプー

 先日、某刑務所の教育部の刑務官のお誘いを個人的に受け、おしゃべり会の参加者達と刑務所の改善更生指導に参加しました。
 その刑務官はま~るのブログをよく読むそうで、私の書いた「出所後に感じたこと」を何度も読み返したそうです。
 私の書いた文が、お役に立ててとても嬉しいですよ。

201702092039160d7.jpg

 一時間目はスマープです。
 刑務官、少年鑑別所のスタッフ、
 スマープ(SMARRP)とは、神奈川県立精神医療センターのせりがや病院にて開発された、精神刺激薬の覚醒剤への薬物依存症を主な対象とし認知行動療法の志向をもつ外来の治療プログラムです。
 多摩では「タマープ」、川崎では「だるマープ」と、地方の名前がつきつつ、普及しています。
 どんなとき・どんな場所・どんな人がいると薬に手を出すかを話し合います。
 興味深かったのは、薬物使用が進むにつれ、場所・時間・人を選ばずに使うようになっていくということ。
 最初、クスリを使うには後ろめたいと思っていた場所も、クスリが優先になるとどうでも良くなるのが見てとれました。
 と、私はこれを見ていただけでなく、積極的に参加してきました。
 寂しいと使いたくなるよねー。と、刑務官を前にして皆で語ります。
 クスリを使えない場所に居残ったのは「NAのミーティング場」というのも面白かったです。
NAとは、ナルコティック・アノニマスの略で、薬物依存症者の匿名の集まりです。
たしかに、NAミーティングでは、グループセラピーを始める前に、「注射器などの使用器具をお持ちの方は、それを捨ててからまたここに戻って来てください。」と説明します。
 言われて初めて「使いづらい場」として存在できるのかもしれません。

 リラックスして、私を含めて何名かの受刑者が足を組んでいました。
一緒に出向いたま~るの仲間がそのクラスのあと、
「足を組むことを注意しないのですか?」
と、その教育専門官に訊くと、
「彼らがリラックスして取り組んでくれている証拠です。」
との答えです。
こんな私達を分かってくれる刑務官がいたのだと、目からウロコです。
 
 2時間目は、その殆どの時間をシャンプーがファシリテートさせていただきました。
 3年前は刑務所で、あかぎれになった手をこすっていた自分を思い出します。
 それがこんな大役を任されるとは、とても緊張しました。

 まずは、空気を作ろうと、自己紹介ゲームをします。
【ゲームのルール】
 手元にあったペンを、自分の名前と相手の名前を確認し合ったあとで挨拶をして手渡しをする。
 「私は○○です。○○さん、お願いします。」
 手渡された方は、相手に席を譲り、次の相手を自由に選び、自己紹介をしてペンを渡す。
                            
 ま~るのおしゃべり会でもたまにこなす、ぱっと浮かんだ即興ゲームです。
 
 私のワークの目的はこの場所が「刑務官」と「受刑者」とを同等の立場と感じさせること。
 一通り自己紹介が終わり、感想を聞いたところ、
 一緒に輪になって座っていた刑務官は
「自分のところには誰も来てくれないんじゃないかと思って、来てくれて安心した」と、言ってくれました。これをきいて安心できた入所者もいました。
 自分もこんな場所で、人の前に立つことはとても緊張することを皆に伝えました。
 その後、受刑歴のある関東のお仲間二人の話を聞くのに、その場にいる全員からの投票で先鋒を決めます。
 できるだけ入所者の意思を尊重して決めて行きたかったのですが、シャンプーにも少しの票が入り、同票のうえ、最後は刑務官が決めることになりました。
 これも、一人一票の平等の上でのルールです。
 皆さん何を聞きたいか求めたところ、入所者に体験談を語るのにちょうど良いテーマをいただきました。

「どうしてそうなったか。
何がきっかけで回復したか。
今どのように過ごしているか。(うろおぼえ)」
 

 じっくりと最初の人が話し、聴いてた人が質問をする。 
 グループセラピーでよくある「言いっ放し聞きっぱなし」ではなく、疑問が残らないように質疑応答します。
 
 もう一人が話し終えたら残り5分。
 質疑応答の時間はなく、最後は全員で手を繋いで輪っかになって祈りました。
祈る言葉は、これまた入所者が「平安を祈りたい」といいます。
 私は、頭に浮かんだ言葉をつなげます。 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 今日この場に集い、同じ時間を分かち合い、ここから平安が続くように祈ります。
 同じ時間、同じ場所、同じ人が集まれる事は二度とないかもしれませんが、またこのような時間に巡り会えるように、また、それに至るまで心の平安が続くように祈ります(うろ覚え)。

ありがとうございました。(←ここのみ全員で声を出す。) 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

その後、刑務官が利用する食堂でコメ100%の「銀シャリ」のランチを御馳走になって帰宅しました。

ありがたいことに、
「シャンプーさんの話を聞きたい。」
と終わりがけに言われたので、また出向きます。

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おしゃべり会2/8 感想

 帰ってきたばかり。

                     シャンプー

 今回は、「もう刑務所に戻りたくない。」と、ま~るまでたどり着いたナミさんの参加です。
 今日は3名の参加者でしたが、こじんまりといいワークができました。
 アヤさんがりんごを持ってきてくれて、白湯を飲みつつ、まずはお茶会。

 刑務所の処遇でトラウマを抱えてくる人って結構多いですね。
 相手が刑務官だったり、同じ部屋の受刑者だったり。

20170209203935c5d.jpg

 
 お茶のあとのワークは、そのトラウマ体験に焦点を当てたため、受刑者用語が盛り沢山。
「空気を入れる」
とか、
「チンコロ」
という単語は、私は標準語程度にしか思っていないのですが、アヤさんはわからずにその都度質問し、それによって、「あ、これは獄中語か!」と、我にかえった次第です。

ちなみに、「空気を入れる」とは、「相手を焚き付けて種火から火災を起こす『ふいご』」の意味です。紛争を起こさせる行為を言います。

「チンコロ」とは、利害関係のない者(被害者でも加害者でもない部外者)が、当人の問題を誰かに告げ口することで、大体が受刑者の不正を刑務官に報告することを言います。

「雑居室の広さ」
が、布団を敷いたら足の甲の幅の隙間で一本道歩きをしなければならないほど狭いとか、未経験者のアヤさんにはわからない。

 ただ、そのわからないことがわかったことを含めて、とても充実した時間を共有できました。
 
 これから、執行猶予中の人や、仮釈放中の人、依存性からの回復中の人の参加が増えそうです。
 生きづらさっていうのも、多様性に富んでいますね。
 

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なぜ犯罪に至ってしまったのか?

  「なぜ犯罪に至ってしまったのか?」

                        シャンプー

 おしゃべり会の感想は少なかったものの、順調に活動しています。お陰様です。
 
 場所を杉並区内の和室に移し、ゆっくりとしたワークをしていました。

 1月に3回、集まり、話し合いをしました。

20170129184134260.jpg

 これを書いているのは1月27日です。たくさんの犯罪者が参加してくれました。

 今日の犯罪者の定義は、
「ルールを破ったことがある人。」
信号無視すら、犯罪ということです。
自分の加害性に気がつくこと。

 私は、犯罪をしたことがない人を見たことがないです。
 
 非公開ながらも、毎回新規の方が来られ、自分の問題を話してくれそこで得たものを持ち帰るという、有意義な時間が続いていました。

 そして、私が持ち帰るものは、「人間性の回復の過程」です。

 特に、ここ最近は、個別の人生観に触れ、プライバシーの配慮からも文章に起こしづらかったのです。

 「なぜ犯罪に至ってしまったのか?」

 誰もが何か別の感情や環境に支配され、囚われています。
 
 家族からの愛情の不足。友人、周囲への誇示。劣等感を埋めるための蛮勇。

 今日は、しーちゃんの被害体験で、ひろちゃんがファシリテートしました。

 それを見て、私は自分の加害体験を思い出しました。

 「俺はライオン、お前がうさぎ」と、力の優位性を見せたかった過去があります。

 中学生の頃、同級生のいじめらている子に対し、自分も「死ね」と、言い、ボールをぶつけるなど暴力を振るっていました。

 そして、このときにも見られた古い習慣はなかなか直らないように、今でもその特性はあります。

 刑務所で暴れ(後に余罪として立件され)たときもそうです。

 刑務所では看守と受刑者が主従関係にあります。

 でも、「これは間違っている、絶対譲れない!」というとき、私は相手を攻撃します。

 負けると分かっていても自分の価値観に囚われ、相手の攻撃に移ります。

 その加害性に気がついたとき、改めることができるのです。

 つい先日、似たような加害性を発揮しました。大いに反省しています。

 エスカレーターで隣人を介助をするため、右側に立っていると、後ろから来た男にグイグイと押され、下りたところで
「邪魔なんだよ!」
と言われました。
 
 その男に対し、私はよろめくふりをして足を引っ掛け、転ばせようとしました。

 「相手が転べばいい」と思い、足を引っ掛けるという加害行為に及び、相手が転ばないことで失敗に終わったのです。

 「相手が悪い」と、周りに言われれば納得できるものではなく、自分に起きたことが問題です。

 今後、このケースを繰り返さないためにはどうすればいいのか?

 客観的に物事を捉え、相手の立場からも状況把握できるように努力していきます。

 1月に行われた3回のおしゃべり会然り、今後は、各々が何かに気が付き、成長できる場としていけたらいいなーと、思いました。

| 活動報告 | 10:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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おしゃべり会10/26 感想

アーサーさん、アヤさん、ご感想ありがとうございます!!ゆうこりん

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初めての参加でしたが、あたたかく迎えていただき、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
それぞれがそれぞれ別のコミュニティに属しているため、自分とは全く違う考えや悩みを聞くことができ、自分を見つめ直すきっかけにもなりました。ありがとうございました! アーサー

2016年10月26日おしゃべり会 感想 あやさん

1回おしゃべり会にでられなかったので、少しココロがむずむずしていました。やっと出られてよかったです。新しい方も3人来てくださって、新鮮でした。

 しーちゃんの「悲しむことを止めたら怒りを感じるようになった」ということ、大切だな、と思いました。小竹広子さんが「怒りも大切な感情」と言ってくださり、改めて納得。色々な暴力や支配を受けてきた方や自分自身を振り返ってみて、怒りを感じるということは、「そんなことを私にしないで!」という気持ちをしっかり持つことなんですね。一般には、穏やかで優しくあること、寛容で怒りをできるだけ持たないのがいい人、と思われがちですが、そうではないんです。怒りをちゃんと持ったら次へ行けるのだな、と思いました。

 シャンプーさんの「人は罪を犯すもの」ということ、これも当たり前のことだったな、と。はじめてきてくださったチュニさんも率直にお話ししてくださって、ほんとうに有難うございました。

 うみちゃんが、「(ま~るは)何か準備してこなくていいところ」と言ってくださいましたが、そういうやわらかなゆったりした雰囲気がいいんですね。ま~るに行くと体調がよくなる、と特に感じた26日でした。あやさん

| 活動報告 | 17:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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おしゃべり会8/31 感想2

初参加のまささんが、感想書いてくれました!ありがとうございます、またいらしてください。ゆうこりん

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今回の感想です。

初めてで、緊張したけれど、みんな落ち着いた人ばかりで良かったです。

もっと皆さんの話を聞けたら良かったな、と思いました。
生きづらさを感じている、という意味では、私も昔から感じていたと思います。
事件を起こして大変だった話もありましたが、それがなかったとしても大変な人も多いんだな、と思いました。

何回か参加する内に、何か気持ちが良い方向へ変わっていけたらいいなと思いました。

まさ

| 活動報告 | 18:21 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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おしゃべり会8/31 感想

   8月最後のおしゃべり会
                    シャンプー

 今回は新しい方が二名来られました。
 マサさんとコック長さんです。
 トモさんとしーちゃんも来てくれました。
 ひろこさんが栗の味のカップケーキとガラパゴス土産のチョコレートを持ってきてくれました。
 私からは、障害者の作業所で作られたクッキーです。
 遅刻してこられた方もあり、賑やかに話しをしました。

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 しかし、「生きづらさ」をテーマに皆さん集まってくるのですが、その態様は千差万別ですね。
 
 そして、自分のファシリテーションを振り返り、反省しています。
 
 おしゃべり会では、グループセラピーにしては、型にはまらない様々なことをします。
 即興劇で緊張をほぐしたり、瞑想したり、深く過去を掘り下げることもあります。
 
 新しく来た人にその悩みをしっかり話してもらいたいけど、時間は有限です。

 そして、平等に分かち合えるようにしたい。
 この、「何かを成し遂げたいと思うとき」がよろしくない。

 まだ話したい人の話を打ち切ることや、悩みが法律に係る分野であり分かち合いで解決するよりも、個人の知識が必要になること。
 
 それをどうするか。出すぎたファシリテートをしていなかったか、次回に活かすために反省するのです。

 さて、マサさんは、自分の氏名が検索されて就職がしづらいという話をしました。

 そして、ひろこさんは、「雇用主の権利として前科のあるものを雇わないことがある。」という。
 
 社会の常識から言えば、アタリマエのことです。
 
 前科者が就職活動で疲弊していくさまはたくさん見てきました。

 雇い入れてくれるところは、「前科者でも雇います。」と看板を掲げがちです。
 そして、そこに雇用されることは「自分が前科者です。」と名乗るようなものです。

 前科があると知れたら、次は罪名を聞かれます。
 罪名とは、裁判によってついたもの。
 私は、出所後、何度か罪名を相手に告げたことがあります。
 そこから返ってくる言葉のすべてが不快でした。
 
 私は、前科は隠すものと思っています。罪名も、言わなくていいプライバシーです。
 ま~るでシャンプーと名乗る時は、限定的に前科を明かします。 

 おしゃべり会の場で、それがどれだけ辛いことかを話せます。


 コック長さんが、病的なまでに博打が好きという話をしていて、思い出したことがあります。

 刑務所で出会って、同じ部屋に過ごした無期囚に聞いた事件を思い出しました。

 家族もいて、社会的に充実している生活をしている人でした。
 バカラの賭博場に出入りし、隣りに座った人に金を借りたいと言われたことから三日間のうちに無期懲役となる事件につながった人でした。
 
 犯罪を起こさないためにはどうすればいいのか。

 一つの回答。

「広い視野を持つこと。」

 私はそれを心がけています。

 

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おしゃべり会8/10 感想

あやさん シャンプーさん ゆうこりんさん

 こんにちは。大学生のゆうりです。
 先日は、大変貴重なお話をお聞きできる機会を設けていただき誠にありがとうございました。

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 私は将来、理学療法士として受刑者に絞ってかかわっていくかはまだ決められませんが、どのような形でも受刑者の社会復帰のためにかかわれることがあったら、かかわっていきたいと思いました。

 先日のおしゃべり会でシャンプーさんとお話しさせていただいたときに、どのように受刑者や出所者の方とかかわっているのかお聞きしたら、受刑者や出所者とは弁護士であっても対等な関係で接しているということを聞いて、自分はどこか受刑者を助けてあげるという気持ちでいたことに気づき、とてもおこがましい考えであったと反省しました。それと同時に、確かに、対等な立場でいるほうが受刑者も心を開きやすいだろうし、話をきく方もそのほうが気負わないで済むのではないかと感じました。

 また、出所者の方は前科を隠して、自分の思いを周りに打ち明けられずに苦しんでいたり、受刑者家族も社会の中で生きづらさを感じていたりするということを知り、そのような人たちにとって、ま~るのような場所があることは、自分のありのままの姿をさらけ出せる場所であったり受刑者の家族にとっても出所者の話を直接聞けるということが、家族を安心させることにつながるのだとわかりすごく、あたたかい大切な場所なんだと感じました。

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 受刑者の方の中には、幼少期から愛情を受けてこなかったり、そのまま刑務所に入ってずっと自分が悪者であると思わされながら生きてきたりする人にとって、世界は敵であふれていて、どんな援助もやさしさも受け入れられないということがあるというのを聞いてとても胸が痛くなりました。刑務所は受刑者の更生や社会復帰のために刑を執行する場所としてあるとは思いますが、受刑者にとって自分がずっと悪者として扱われて、出所後も罪を一生抱えて生きていかなければならないと思うしかないほど追い詰める必要があるのかと疑問に思いました。もし自分が悪者として、社会からずっと否定されて生きていかなければならないとしたら、罪を繰り返してしまうこともあるかもしれないと思いました。だから刑務所での更生、社会復帰のための教育はあまりいいものではないように感じました。

 現在の日本では、受刑者に対する偏見もあり、受刑者や出所者にとってとても生きにくい環境であることがわかりました。そして、シャンプーさんが初めにおっしゃっていましたが、受刑者のことを社会がもっと知っていく必要があると感じました。どのような受刑者が再犯を繰り返してしまうのか、社会復帰したいと思っている受刑者はどのような思いを抱えて社会で生活しているのかなどこれからも、いろいろな本を読んで知ったり、ま~るのおしゃべり会にまた参加していろいろな受刑者の話を聞いたりしてみたいと思いました。

 あやさん、シャンプーさん、ゆうこりんさん、いろいろなお話を聞かせていただきありがとうございました。またいつかお会いできたらいいなと思っております。

 ゆうり

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大学で福祉や医療の勉強をしているゆうりさんが、感想を書いてくださいました!
よかったら、また「おしゃべり会」に遊びにきてくださいね。 ゆうこりん

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おしゃべり会7/29 感想

2016/07/29 

 夏が始まるおしゃべり会感想。 
                            シャンプー


 今日は、ひろこさんとシャンプーが二人でゆっくり話しあうおしゃべりをしました。
 お互いのプライベートの過ごし方についてもしっかり話しました。

 思えば、
「ここまで打ち明けられる仲間っていないよなー。」

と、つくづくありがたく思いました。

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 その後、久しぶりにジルさんも現れ、順調に社会復帰をこなして生活できていることを話してくれました。

 さて、ひろこさんと話し合ったのは、ま~るの今後について。
 ひろこさんが撮影した「ゲシュタルト✖ま~る」のワークの内容(シャンプー号泣)を、限定的に見れるらしいよ。

 今回はお休みだったゆうこりんにも、もう少し、心理学のカウンセラーとしておしゃべり会でレッスンして欲しいです。

というわけで、おしゃべり会、、まだまだ発展途上中。楽しくなりそうです。

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おしゃべり会7/15 感想2

ブログ管理人のゆうこりんです。
初参加のかおりんさんが感想を書いてくださいました!
ありがとうございます(^-^)

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最初にゲームをやったのは楽しかったです。
おしゃべり会という名前からどんなおしゃべりをするのかなぁと思っていて、
今回は少し長い自己紹介がメインだったため、
次回はどのようなおしゃべりになるのか楽しみです。

かおりん

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おしゃべり会7/15 感想

雨ニモマケズのおしゃべり会。
                  シャンプー

 今日は自己紹介を終えた後、ゆうこりんが即興劇(インプロゲーム)のファシリテートをしてくれました。
 
 そのあと、初参加のかおりんが自分の半生を語ってくれました。
 
 そして、彼の要望にお応えしてシャンプーも自分の若いころを手短に話しました。
 でも、初参加のかおりんには刺激が強すぎたみたいです。

 自分史を語るのは、人によってその重みや感じ方が違います。

 生きてきた道が違い、相互理解によってその隔たりが明らかになります。

 ある程度は分かり合えるものですが、倫理観や常識が覆るような話が出れば、その話は受け入れがたい苦痛となります。
 
 この話し方に関しても失敗から学ぶのが手っ取り早いのです。 

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 あと、あやさんから刑務所の教育で行われるSST(社会生活技能訓練)の話題が出ました。
 電話対応や店員としての接客業、それを訓練することの意味について考えました。
 たしかに、SSTは「おままごと」です。
 アサーション・トレーニングのような、自己主張の訓練法も大切ですが、このSSTも社会生活上欠かせないものです。
 いわば車輪の両輪のようなもの。
 アサーティブな自己表現にはそれなりの社会性のある言動が必要です。
 社会からの隔絶が長いと、コミュニケーション能力は失われてきます。 
 それを補うために、SSTがあり、アサーション・トレーニングをします。 
 子供の「おままごと」も、成長のために行われることです。
 ま~るのおしゃべり会も、出所した者が社会に適応するリハビリの場になればと思っています。

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おしゃべり会6/30感想

出所からシャンプーは2年経過します。

                    シャンプー

 今日の参加者はゆうこりんとしーちゃんとシャンプーの3名。
 親子ほどの年の違う3名で、同じ目線で話し会いました。

 しかし、ついつい年下のしーちゃんに、
「親には親の悩みがあるのですよ…。」
 と、親世代目線から語ってしまいました。

 年をとると説教臭くなるということを実感します。

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 さて、いつもおしゃべり会は「今の悩み」がテーマのところ、皆明るい。 
 重苦しい話もなく、サクッと幸せを分かち合いました。

『喜びを人に分かつと喜びは二倍になり、
苦しみを人に分かつと苦しみは半分になる』
                 ティートゲ (ドイツの詩人) 

 というわけでいい分かち合いができました。
 各自の話し合いがプライベートすぎるので報告はここまでです。

 出所からもうすぐ2年経つが、おかげさまでとても順調に生きている。 

 前科があることで、普通ありえないような困難にも出会うけど、それは足掻いても仕方ないこと。
 こだわらなければ大体うまく生きて行けますね。

 ま~るのおしゃべり会、楽しかったです。
 また来ますね(*^^*)/。 

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おしゃべり会5/31感想

おしゃべり会感想
シャンプー

飯田橋のボランティアセンターに会場の鍵を借りに行ったら、スタッフに某取材の担当者の電話番号の書かれた付箋を渡されました。
おしゃべり会の時間が迫っていることもあり、電話をかけてみたら、保護観察中の人への取材がしたいんだとか。ま~るの理事にもまだ連絡をしていないということで、今日のところはお引き取り願いました。

ここは、生きづらさをテーマにして人が集う聖域です。取材などの別の目的な人は二の次です。

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そんな前座があった「おしゃべり会」です。
本日の初参加は、全盲のうたさん。
全盲だからといって、生きづらさがあるかは知りませんが、この人とおしゃべりしたら面白そうだから思い、誘ってみました。
うたさんは介助者を付き添って参加してくれました。

久しぶりのヒロコさんも来てくれて、おしゃべり会スタートです。
1 今日の気分
2 呼ばれたい名前
3 どこから来てどこへ行くのか(人生を語ってもいいし、駅名で話してもいい。)
と、定番の進行。

休憩を挟んでのメインは
4 今の悩み
としました。

ここは、グループミーティングでよくある「言いっ放し聞きっぱなし」ではなく、「おしゃべり会」です。
参加者が主体となって、わからないことは質問するし、異なる意見が出たら自分は違う考えであることを話す。
悩巳をお互いに打ち明ける中で共通して出てきたのは、自分のパフォーマンスに対する不満です。

「仕事ができない」「働けない」「眠れない」「本が読めない」などなど。

私の全盲の友達に、
「目が見えなくなったら本が読めるようになった。」
という人がいました。

音声読み上げの本をたくさん聞いて、沢山の本を聴くことができたそうです。
自分はめが見えなくなったとき、何ができるようになるか考えたら、電車での移動が増えます。バス、電車は苦手だけど、自転車移動ができないから仕方がないですね。

また、うたさんは読み上げの本についての書評〈?〉について詳しく話してくれました。
江戸の話を西の訛りで語られたり、逆に上方の言葉を東の言葉で話したり。

くーみんも、ヒロコさんも、私も、每日が目の前の事件に振り回されていて静かに本に取り掛かれない。
私が本をゆっくり読んだのは、塀の中の想い出です。

また、塀の中は気の狂いそうになる沈黙がありました。
それこそ、私は常識では計り知れないことをしてきました。
自分がだめになりそうなときは、手首の脈を確認したことを思い出します。
静かな時間の中、トモさんが「静かすぎると耳が痛くなって耳鳴りが聞こえる。」って話をしました
そして、耳鳴りって自分の血流の音らしいという話になり、うたさんと私も共感。

静寂すぎて気が狂いそうになるとき、リズムが欲しくなります。

一番身近で、どこでも聞けるのが心音です。

アスリートが自分の首元に手を置くのも、私が脈をとる仕草をするのも同じです。
生まれて初めて母胎の中で聴き続けた音が心音です。それを拠り所とするのは自然なことです。

シャンプーの悩みは、「劣等感」。
所属の定まらない中で、将来が見えないまま、ゆらゆらと漂っています。

そんな悩みを話し、
「凹んでいるから褒めて!」
と、催促。
その場にいたくーみん、広子さん、あやさんと3人の美人な女性たちに褒められました。
あやさんには「靴下がいつもより3センチ長い。」とか、よくわからない褒め方されたけど、それでもいい気分になりました。

初参加のうたさんもまた参加したいと言ってくれ、大変楽しい時間を過ごせました。

次回は約一月先の6月の30日です。

私は新しい仲間を歓迎します。
まだ会えていない人とも、出会える時を楽しみにしています。

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「心はいつも雨」

参加者のロクバンさんが書いてくれました、掲載します。ゆうこりん

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俺は、病気を持ってる。
暴力。
やってはいけないと分かっているのに、やめられない。
人を傷つけてしまう。その度、自分が嫌いになる。なのに、又繰り返す。
このままだと自分の心をなくして取り返せなくなってしまう。
誰かが治すのではない。
自分の努力。誰かの協力。
今の俺の周りは、焼け野原。
誰も居ない。火の海につつまれている。
空は晴れてるのに、
心はいつも雨。

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おしゃべり会5/6感想

ブログ管理人のゆうこりんです。
そう!この日はご主人の出所を心待ちにしている女性が初参加してくださり・・・
アナさんが↓書いている通り、もうその笑顔たるや・・・キラキラしていて・・・
ああ、美しくてまぶしいものを目撃しまった。
まさに、フランクルの「夜と霧」でした。なぜ死ぬ人と生き残る人がいるのか・・・

「どうして人を殺してはいけないのか?」という問い。
元少年Aは著者「絶歌」の中でこう言っています。

「どうしていけないのかは、わかりません。でも絶対に、絶対にしないでください。もしやったら、あなたが想像しているよりもずっと、あなた自身が苦しむことになるのです」(P282)

私も、私なりに考えて話しました。
それは、なぜ「不倫をしてはいけない」と考えられているか、ということを通しての話で
、我ながらおかしな比喩だったらなあと思っています。

アナさん!二回連続感想文をありがとう ↓
ゆうこりん(^^)/

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新月キラキラおしゃべり会

新月の影響もあってか、この日、私は、精神の統合の失調具合が激しく、まるさんや、くーみんや、うみちゃんの語りを聴きながら、子どもの頃や過去生の記憶がフラッシュバックし、叫びださずにじっと座っているために、宙を睨んだり、見えないものを数えたりしていました。。。。(というような、変なことを言っても大丈夫な場が、ま~る「おしゃべり会」です)。そういった社会に適応するために努力している姿を、ゆうこりんが「サラリーマン・コスプレ」と命名してくれました。
そんな私の話を受けて、じゅんじゅんが、統合失調症は100人に一人の割合の高確率の病気で、時代が違えば巫女として大切にされていたりもし、人類という種の中に一定の割合で必要な人だというような話をしてくれ、この世に存在することをゆるされた気がしました。

自己紹介をしながらの最初のテーマは「どこからきて、どこへ行くか?」司会をしてくれたシャンプーさんからの提案でした。それは、「仕事場のある中野から、飯田橋の会場に来ました」でもいいし、「刑務所から出て、今、こんなことを思っています」でもいいのです。私は「統合が失われているので、何がなんだかわからない。心の砂漠の真ん中にいて、方向がさっぱりわからない」という話をしました。

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休憩時間に、鯉のぼりボ~ロをいただいた後のテーマは、①「私の好きな本」、②「今、悩んでいること」、③「その他」。三つのテーマの中から、どれを選んでもいいのですが、結局、何を話してもいいということです。何を言っても、黙って耳を傾けてもらえます。アドバイスではなく、その人の感じたこととして、共感的な感想を言ってもらえることもあります。
好きな本のことを話してくれた人が多かったのですが、アウシュビッツの捕虜だったフランクルの「夜と霧」、元・少年Aの「絶歌」、「永平寺修行記」、シベリアでの日本兵人捕虜の実話「収容所(ラーゲリー)からの遺書」、サティシュ・クマール著「もう殺さない -ブッダとテロリスト-」等々、さすがま~るの「おしゃべり会」なラインナップでした・・・。収容所はいわずもがな、永平寺の修行も壮絶に過酷で、これら本をバイブルに長い受刑生活を耐えたと、出所者のメンバーがわかちあってくれました。

 そして、この日は、夫の出所を心待ちにしている女性が初参加してくれました。「受刑者の家族の会をつくりたい」という彼女の笑顔や声はキラッキラに美しく、その夫婦愛の物語はリアルで生き生きとして感謝にあふれ、統合を失っている私とは正反対。一筋の希望をもらったように感じました。
 
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 話を本の話題に戻します。この日の「おしゃべり会」に影響されて、元・少年Aの「絶歌」を読みはじめています。読みながら、「私たちは、なぜ、ま~るに集まるのでしょう?」という前々回あたりの「おしゃべり会」でのテーマの答えを見つけた気がしています。
私たちは、お互いを鏡にして自分を見ます。独りきりでいては、自分の姿形がわかりません。元・少年Aの中に私を見ます。犯罪も、独りきりでは起こりません。「犯罪者」に社会や人々が投影したり託したり担いあったりしているものがあるのだと感じました。統合失調症が、社会のバランスのために100人に一人の割合で必要なように・・・。

記事: アナさん

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おしゃべり会4/30 感想

いつものま〜るの広報担当シャンプーさんではなく、
アナさんが感想を寄稿してくださいました!わおーーー!

ゆうこりん

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2016年4月30日 ま~る「おしゃべり会」~理事長在室中~

この日の「おしゃべり会」は、土曜日の昼間の開催ということで、集まったメンバーは8名とけっこうな盛況ぶり♪ が、いつもの平日夜間とはかなり違う顔触れでした。まず、女性の方が少ない(遅れてきた人をいれて3人。いつもは、女性の方が断然多い)。出所者も久しぶりに1~2人ではない人数(この出所者率の高さは私の記憶のかぎりで2回目)。そして、会の進行役も、先月が久しぶりの登場だった理事長の次元さん♪・・・ということで、前回、次元さんが進行役をした時に欠席していた私にとっては、かな~り新鮮な体験となりました。。。。
 
 最初に、一週間前に隣の会場で開催された、監獄人権センターの「プリズン・ライフ・アドバイザー入門講座」で講師を務めた次元さんから、参加者だった人への「どうだった?」という問いがあり、私からは、受刑者の服役理由が多い順に「窃盗」「薬物」「詐欺」ときて、次が男女で差があること(男性は「傷害」、女性は「殺人」)となっていることが私的に注目ポイントだったことを話しました。・・・私も、介護疲れや育児ノイローゼや暴力から身を守るため、愛すべき人に殺意を抱いたり未遂になったことは数しれず・・・。次元さんからも詳しい補足説明がありました。

 そして、次に、自己紹介がてら、参加者全員がトーキングピースをまわしながら話をしました。トーキングピースを持っている人以外は発言しないルールなので、自分の話に誰かが割り込んできたり、議論になったりすることはありません。議論嫌いで、そもそもコミュニケーションが苦手な私には、とても助かるルールです。お題は「熊本・大分の震災に、何を感じていますか?」
 4月16日のゲシュタルトセラピーのワークの時も、「同じ時間と場所を共有していても、体験していることは全員違う」「だから確認が必要」ということを学びましたが、震災に関しても同様。震災の2週間前に熊本を訪問したばかりで現地に想いがある人、どこか他人事のように感じている人、東日本や阪神・淡路の震災がフラッシュバックしている人など、8人が8通りの体験をしていました・・・。
なかでも、共通語として多くでたのは「ボランティア」という言葉だったかもしれません。善意のつもりが、かえって現地の食料やガソリンを奪うなどの問題を起こしては本末転倒・・・・。その辺の話も、東日本や阪神・淡路の震災の時にボランティアをした人が体験談を分かち合ってくれました。体験談の中からは「アルコールの差し入れは厳禁」というところが注目でした。ストレスいっぱいの避難生活の中での飲酒は、かえってトラブルの引き金になりやすく、喧嘩や性暴力事件なども起こります。
間違った「ボランティア」意識が起こす問題、平和を守る活動をしている者同士の仲違い、人権活動組織の中の暴力など、矛盾だらけの世界です・・・。こうしたことにかぎらず、ま~る「おしゃべり会」は、報道や社会の表には出てこない「本当の声」を聴けることが、いいと思いました。

休憩時間をはさんで、後半は、数年ぶり(?)においでくださったまるさんが、やはり「ここが、安全な場だから話せる」という、ご自身の体験談をわかちあってくださり、感謝でした。まるさんがま~るに通っていた頃の集まりは、日曜の午前中だったそうです。教会の日曜礼拝みたいでいいな・・・と思いました。

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そして最後は、最近出所したばかりで初参加のITボーイが、ま~るのHPなどITまわりを手伝いたいと言ってくださったので、次元さんの方から、ま~るがどんなふうに始まり、何をしていきたいか・・・という「そもそも論」を話してくださり、隣で聴いていた私も勉強になりました。
「PFI刑務所(民活刑務所。社会復帰促進センター)でやっているTC(Therapeutic Community)を、PFI刑務所の中だけでなく外でもできる場をつくりたい」「必要なのは罰ではなくて、何が悪かったのが気づいて、生き方が変わることだ」という熱い想い・・・。(実際のTCは24時間、寝食を共にする環境が数ヶ月~年単位で行われるので、一回数時間の集まりを月に何回か・・・というま~るの現状が、どのように育っていくのか見当もつかないけれど)この想いは一致しているなぁ・・・と原点を確認する機会となりました。

3時間というけっこうな長丁場で、くたびれもしましたが、「死刑廃止運動にかかわる自分も、親密な相手に腹が立った時とかには“死ね!”とか言っちゃうんだよ・・・」という正直な声が、私的には一番ヒットで、心がくにゃんとほぐれました・・・。

記事: アナさん

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おしゃべり会4/8 感想

桜の森の満開の下のおしゃべり会

                シャンプー

 ゆうこりんが久しぶりに戻ってきました。
 ゆうこりんはおしゃべり会の出席率トップの重鎮の理事です。
 ゆうこりんは最近まで渡米して、バイロン・ケイティーのワーク「4つの質問」を身につけるための強化合宿をしてきました。
 「バイロン・ケイティー」は、ま~るのプログラムとして講義をしたり、ゆうこりんを中心としたチームを組んで何度かワークをしたことがあります。

 あやさんには初耳で、私がわかりやすく、ホワイトボードに
「バイロン系Tea」と書いておきました。
「ダージリン系Tea」のようですが異なります。
ただ、記憶に残りやすいイメージを書いただけで本家とTeaは関係ありません。
 この詳しい説明は本家のケイティーさんのリンクと、ゆうこりんにお任せします。

http://thework.com/sites/thework/nihongo/

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 さて、今日はそれ以外の形骸的な心理学ワークはせず、ゆるゆるとおしゃべりをしました。
 
 「なぜま~るに集うのか、その理由は?」
それを各自が再認識、ま~るの存続についての方向性を話しました。
 また、あなさんが休みを使って横浜に出向き、ま~るの登記について手続きをしていて、その進捗状況を報告してくれました。
 ともさん、あやさん、それぞれが役割を担って活動しています。
 ま~るには原則があり、それに則った居場所を皆で創造します。
 集まった方の背景はそれぞれで、前科のない人もいます、というか、前科のある人が少ないのですが、みな、居心地の良い場を求めてこの場にいます。

 私はそれを作り出すために今まで努力してきました。
 賞賛され、承認され、それが形作られるようにしました。
 そして、その行動が人の命を救えるのが喜びでした。
 生きていくうえでそれはパン以外の糧でした。
 こういう、確信に対してはゆうこりんが口に出します。
「それは本当でしょうか?」
 そして、バイロン・ケイティーのワークの経験から、続く3つの問いかけが自分に起こります。
「その考えが本当であると、絶対に言い切れますか?」
「そう考える時、あなたはどのように反応しますか?」
「その考えがなければ、あなたはどうなりますか?」

 この考えがなければ……安眠できます。

 ま~るにたどり着くまでに多くを手放してきました。たどり着いてからもです。
 そして、それをまたより良い形で取り戻すため、必死に渡ってきました。
 「過去の自分との約束」です。
 囚われがあり、縛られて生きている。
 ときにそれは生き甲斐となり、存在意義となる。
 幼少期に、人の命を救いたいと思い、その方法を探求してきました。
 命とはなんと定義する? 
 何を信じる?
 時には自分の命さえあやふやになる日々移ろいつつもここまでたどり着きました。
 今回の題名にした「桜の森の満開の下」とは、刑務所で借りて読んだ坂口安吾の小説です。
 この小説の主人公の山賊のように私は狂気にまみれていました。
 桜の時期は、そんな儚げな狂気を思い出させます。
 桜の美しさは、それと共に、桜のあった過去へ呼び戻してくれます。
 皆で酒を囲んで楽しく飲んだこと。
 恋人を抱きしめたこと。
 子どもと花びらを食べたこと。

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 今年も、桜の花を口に含んでみました。
 桜はまた会えたことを喜び、五感で感じておきます。
 そして、この味はまた桜が咲くまで忘れます。
 この時間に、この場所で、この仲間と話をしたことは喜びです。
 そして、やはり今後も、この喜びがおしゃべり会で分かち合えたことを尊い時間として感謝します。
 狂気が入っている分、会議室の入り口の猫もゲシュタルトが崩壊し、統合性を保っていない。
 ま、それも桜のせいにします。

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おしゃべり会4/3 感想

今回は、ともさんが、感想を書いてくださいました!ありがとう!ゆうこりん

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先日のおしゃべり会は自分と次元さんとシオさんとスッチーさんの四人でした。スッチーさんの作ってくれたバナナのケーキが美味しかったです。
それで、それでっていう訳でもないんですけど、喫茶店の話になったんですよね、なぜだか。
なんで喫茶店の話になったのかよく覚えてないんですよね。それくらい、良い意味で適当な雰囲気だったですね。
自分はピンからキリまで色んな喫茶店が好きでして、安くて趣のある喫茶店が一番助かるんですが、例えば帝国ホテルの喫茶店なんかは、コーヒー一杯1,200円とかぼったくりなんすけど、半日くらい居座ると政治家とか内田裕也とかが現れて、それはそれでおもしろいんです。

真面目な話も少しして、次元さんがRJっていうのの話をしてくれて、自分は自死遺族者の自助グループにも行くので、なんだか色々と思うところがありました。
RJっていうのはロールプレイの一つのようで、犯罪が起きて、その犯罪に関わった当事者や当事者家族の役を、演じると言うかなりきってみて、その結果、お互いに相手の気持ちに対しての気付きがあるといいな、というもののように自分は次元さんの説明を聞いていて感じたんですが、
自死遺族者の自助グループっていうのはたまにすごくハードな内容になって、このままだとこの人は復讐をしてしまうなぁみたいな事があるんです。例えば学校のいじめが主な原因で子供を失ってしまった親御さんとかです。後追いをしてしまった人もいます。これは自分も他人事ではないです。
自分は不安定な人間だし、その割に日常の中で接した相手の気持ちとか行動の意味を自分の主観だけで一方的に決め付けてしまう事があるし、RJの話を聞きながら、自分も気を付けたいなと思いましたし、自死遺族者で行き場のない怒りを抱えてる人達にも、そういうRJのような事をできるチャンスがあるといいなと思いました。
いじめが原因だったりすると、学校や生徒の親が弁護士を立てたりして全て隠してしまうらしく、恐らくそういったチャンスはないと思います。

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あと、これもなんでその話になったのか忘れたんですが、他の皆さんが、依存症者ってどうなってんの?みたいな感じだったので、自分が体験した依存状態の話をしました。
依存症者の自分は、依存は病気だから許してくれ〜とは思わないですが、なっちゃったらもう、自分の力ではどうにもならない病気なんだって事はわかってくれ〜くらいは思っていて、自分の口から話せる機会があったら、その辺をほんの少しでもわかってもらえると嬉しいなーと思っていまして、話せてよかったです。

あと、シオさんの知人の家庭の問題の話をしました。盗難癖とか、所謂「癖」ってどうすればいいんだろう?とか、癖のある子供と親が共依存的な関係にあると、癖のある子供は悪気なく癖を繰り返すし、それがその子にとって辛い状態だったらある意味では虐待に近い状況になってしまうし、さらに難しいですね、というような話でした。

世の中って問題が山積みだなーと思いました。世の中って言うか、自分自身の問題が山積みなんすけど、なんか楽しい事もあるといいなーと思います。

よくわかんない感想なんですが、今回も行けて、色々な話ができてよかったです。以上です。

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回復共同体とは?

小竹広子さんが、治療共同体/回復共同体(TC: Therapeutic Community)について、分かりやすく書いてくれました。
専門的なことを専門用語を使わないで身近な例を挙げばがらよくまとめたなー。ま~るの今までを思い出したら、なんだか感慨深い文章です。こういうものが欲しかったのです。ヒロコさん本当にありがとう。ゆうこりん

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1.回復共同体とは?

人は、小さいころ、家族という共同体の中で、「居る」=存在するだけで大事にされます。少し大きくなると、共同体のためになにかを「する」ことが求められるようになります。「居る」だけで大事にされると、自分のことが好きになり、大事にしてくれる人達のことも好きになります。自分が好きな家族のために、何か「する」ことは喜びですし、家族もそれを喜んで認めてくれます。このように、人は、家族という共同体の中で、「居る」だけで大事にされることと、「する」ことによって認められることを両方体験します。
そして、徐々に、「居る」ことよりも「する」ことが多く求められる、学校や職場という世間に出てゆきます。このようにして、人は、自分と他人の存在を大切にしながら、共同体から求められることを「する」人に育っていきます。
ところが、家族が何らかの理由で十分に機能していなかったり、適切な養育者を得られなかったりすると、家族という共同体の中で体験すべきことが十分に体験できず、自分のことが大切にできない、他人のことが大切にできない、共同体から求められることを「する」ことができない、という問題を抱えるようになりがちです。犯罪や薬物依存の問題を抱える人の根本的な苦しみは、このように自己・他者・共同体との適切なつきあい方が身についていないということから発しています。
このように家族という共同体を十分に体験できなかった人たちに、改めて「家族」と「世間」を提供する、回復を目的とした共同体が、回復共同体です。個人の内面だけを取り扱う認知行動療法その他の心理療法に対し、内面と関係性の両方に治療的効果を持つことが、回復共同体のメリットです。

2.元受刑者の回復共同体の意義

「犯罪者」と呼ばれる人たちや元受刑者は、過去に犯罪を犯したこと、刑務所から出てきたこと自体が、スティグマ=烙印とみなされ、それを隠さない限り、社会から排除されます。社会から疎外されると共に、自分でもそのような過去を恥ずべきものと考え、自分自身を疎外し、孤立してゆく傾向にあります。
元受刑者の回復共同体は、①元受刑者に「回復者」という新しい良いアイデンティティを確立する機会を提供します。②既に回復した元受刑者のあり方自体が、後から来る後輩に良い「モデル」を提供します。③元受刑者は、回復共同体の中で「モデル」となることや後輩を導くことを含む様々な役割を得て、「する」ことを学ぶことができます。
④過去に起きた犯罪行為や受刑生活、辛い経験、精神的葛藤といった悪い出来事を、得がたい経験であり強みであり、他の人が利用できる資源へと意味づけを変える機会を提供します。

3.回復共同体に必要なこと

①安心、安全な場であること。
これは、何を言っても許されるという意味ではありません。お互いに、自分と他人を大切にすることが必要不可欠です。
またトラブルや怒りがなく感情の行き違いもない平和な場という意味でもありません。
何かトラブルや感情の行き違いがあった場合には、それを隠すことなく安全な方法で表現することができ、それによって起きた波紋を共同体の力で吸収し解決できる場であるということです。

② 積極的参加と正直さ(隠すことより明かすこと)
回復共同体では、メンバーみんなが傍観者ではなく積極的な参加者として、正直に率直な感情を開示することが奨励されます。腕組みをして見ているだけの評論家のような人がいる場では、他の人が真実を語ろうとは思えません。人間の真実の姿は美しいものです。隠すことよりも明かすことによって、自分の美しさ、他人の美しさに気づくことができますし、明かす姿は他の人を勇気づけることもできます。

③平等と役割
メンバーの価値は平等で、誰もが誰もから学ぶことができます。ただ、新入のメンバーと回復共同体をよく知っている導き役では役割が異なり、徐々に役割と責任が増してゆきます。

記事: 小竹広子2015


「治療共同体」が何であるかの説明は難しいのですが、生活を共にし文化を共にする中で各人の行動変容を促すことを目的とした、同じ問題を抱えた人の目的意識的な共同体であると、私は理解しています。治療共同体は、イギリスで精神科医療の取り組みとして始まり、アメリカでアルコールや薬物の依存症治療の方法として効果を上げ、現在は世界中で様々な治療共同体がつくられるに至っています。
従来の治療者 → 被治療者というモデルが、役割固定的で、被治療者が受け身に止まるモデルであるのに対し、治療共同体の特徴は、役割が固定せず、メンバーが相互に指導者・被指導者になり得るということです。新入りから徐々に共同体内での責任が進化してゆき、先をゆく者の生き方自体が新入者の手本となり、共同体の文化自体が治療的効果を持つことになります。

記事: 小竹広子2014

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| 「ま~る」について | 12:48 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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おしゃべり会3/23 感想

ブレイン・ストーミングでお悩み相談
                     シャンプー

 今回のおしゃべり会は、あっこさんが初参加です。

知人に「ま~る(旧配りの会)」を紹介されたそうだけど、去年の6月28日に行われた「当事者が語る!刑事施設からの社会復帰」シンポジウムからの繋がりのようです。

 あの時は次元さんが壇上で話し、トミーさんの仲間がたくさん来て、それぞれがグループトークをしました。あんなに前科者が集まれるイベントもないですね。

 今日の前科者はその時よりは少ないですが、いつもの倍ほど来ています。

 ゴマちゃん、もぐちゃんも久しぶりの参加です。ともさんがしーちゃんと一緒に来てくれるように、二人で揃って来てくれました。

 こうして、個別に仲間の輪が広がることも楽しみです。

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 最初の自己紹介には「相談したいこと」という事項を盛り込みました。

 もぐちゃんから出たお悩みが
「自分を大切にする方法・嫌なことを断ること」。

 ともさんから出たお悩みが
「ねる方法」。

 専門家が特別なことを言うでもなく、集まった方の経験で面白い話ができました。
 というか、特別な道を歩んできたそれぞれの経験が他に類を見ない回答を連発しました。

 ゴマちゃんがともさんの悩みの
「ねる方法」

「しねる方法」
と勘違いして、ともさんを励ますということもあったけど、それも含めてたくさん笑えました。
 
 今回は「ブレイン・ストーミング」で案を出していきます。
 ブレイン・ストーミングのコツは、小さな思いつきのアイデアも歓迎し、否定をしない。 
ブレイン・ストーミングで出た案に結論は不要。
どれかひと案にすることは他の案を排除することです。

すべての案を尊重します。

簡単なようでいて、奥が深いです

 あとから振り返ってみたら、ひろこさんの案を否定していたことに気が付きました。

ひろこさん案
「トランポリンをする。」
「ご家庭にありません(←否定)。」

他に出た案
「ヨガの呼吸法をする。」
「ボノボノのエンディングテーマを聴く。」
「白ゴマを90度に熱しておでこに貼る。」
 
 あとは、皆さん意外に薬の知識が豊富。
「エチゾラム」
「トリアゾラム」
「ベンゾジアゼピン系」
「睡眠導入剤」
なんて単語も出ちゃいました。
 刑務所でも寝前の薬が処方されていたけど、午後7時過ぎに寝ているところを起こされて睡眠薬を服用させられます。
 今思えばバカバカしいけど、今も続く刑務所の事情です。

 私の睡眠方法は、
「力尽きるまで起きている。」
 です。
個体差はあれど、人は40時間起きていれば、自然と眠くなります。
それでも寝ないと脳が幻覚を見るなどバグを連発します。
バグが出始める前が眠り頃です。

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もぐちゃんからのお題目
「他人にかまけず自分を大切にする方法」
 
は、おしゃべり会ではよく出るお題です。
 「他人に使う時間を予め決めておく」
 「境界線を引く」
「『ちょっと待って。』と言う」
 「パーソナルスペースの確保」
 「自分の形を作っちゃう(相手が時間をくれないと思うような自分にする)」
「『嫌なこと』を体の感覚で自分で気がつけるようにする」
「正直になる」
「あとからでも断る」

 私が気になった対処法は
「『ちょっと待って。』と言う」
です。

 警察官に
「弁護士を呼ばせてください。」
 と言ったら
「ちょっとまって。」
とずっと言い続けられていたことを思い出しました。

それで何時間も弁護士に連絡ができなかったから、これは効果絶大な方法です。
これも、今なお警察の取り調べの時によくある出来事です。
「弁護士を呼びます。」
という言葉は、簡単に無視されます。
「被疑者の声が聞こえなかった。」
 で済まされます。
「大きな声」では罵倒されます。無視か罵倒のどちらかでした。

 こうして、思い出のフラッシュバックばかりしていたけど、これもリハビリのうちです。

 ひろこさんが持ち込んだ「困った被告人」の話も、かつて自分がそうだったからか、大して気に止まりませんでした。
 心を開けないのは、状況がそうさせます。
 たとえひろこさんが美人で心優しい優秀な弁護士でも、被告人はいち弁護士に対する態度で接します。
 事実をすべてさらけ出したあと、それを切り貼りして好き勝手に
「被告の罪を軽くするため」
 の弁護活動の材料にされそうで怖いのです。

 重い刑罰よりも、自分の尊厳を守ることが大切です。
 そのケアをするのは、裁判という刑事処分前手続きの間は無理です。
 
 ま、それも時期が来ればなんとかなりそうと思いました。
 今日のおやつは、あなさんが持ってきたリカちゃんのパッケージのいちご、たこせんべい、ほか、しーちゃん、あやさん、それぞれが持ってきてくれました。
 
 ともさんが持ってきてくれた大ぶりのトマトは私がブレイン・ストーミング中においしくいただきました。
 トマト禁止とされないブレイン・ストーミング楽しかったです。

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おしゃべり会3/4感想

ひな祭りおしゃべり会
        シャンプー

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 今日は3月3日、桃の節句です。
 看板にもひなを書いてお出迎えです。
 今日の参加者も女性が多いひなだらけ。
 ひろこさんも、お疲れモードでだらけ気味の''ひなダラケ''です。

 初参加は「まっすぅ」と、「うみちゃん」です。
 まっすぅは、法律事務所で研修中のおひなさま。
 うみちゃんは、南アフリカで動物保護活動をしていたおひなさま。

 最初は一番年少のおひなさまの、しーちゃんがお悩み告白。
 桃の節句のソフトさで分かち合いができました。

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 その後、ひろこさんが桃の香りのハンドクリームを出して、手のマッサージをしあうワークです。 
 マッサージをしつつ、相手の好きなものを聞きとり、発表していきます。
 
 あやさんの好きな物のうち、「ゴキブリを除く昆虫」ってあったけど、なんでゴキブリって嫌われるのでしょうか。 
 たぶんそれは、文化として周りの人が嫌っているからです。
 ゴキブリをゴキブリとして認識しなければ怖くないのです。
 角のないカブトムシには思えませんか?

 でも、集団形成するフナムシはなぜか怖いです。
 醜形恐怖も似たようなもので、他者の認識からの影響を受けます。
 人より太っていたり、痩せていたり、臭ったり、歳を重ねたり。
 私は忘れっぽいから、他者による認識を自分のものとしないのです。
 
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 今日のプログラムに「フェルデンクライス」という言葉が出たけど、これは、言われた言葉で人がどう動くか、本人がその動きについて気づくメソッド。
 ラーメンライス的なものではないので、ホワイトボードに書いたライスは間違いです。

 人の個体差というのは随分と幅があります。
 人の言葉を理解する能力がなかったり、コミュニケーションに障害があったり、機能のことを覚えてられなかったり、普段から幻覚を見ていたり。
 
 ここのおしゃべり会には、保護動物以上に一筋縄ではいかない人の話が出てきます。
 常識では考えられないケースを各自が話すので、毎回が驚きの連続です。
 でも、一回それを経験した話を分かち合うことで次への対処が見えてきます。

 今日の持ち寄りは、じゅんじゅんの持ってきたカナダもみじのクリームサンドの匂いが良かった。
 私は人より匂いに敏感であり、しばらくこのクッキーサンドを鼻に押し当てていました。
 たくさんのお菓子もわかちあい、カロリーは控えめに、喜びは倍になった日でした。

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おもてなし鳥取(「トークバック自主上映会」)報告

        おもてなし鳥取
            (トークバック自主上映会)

                  シャンプー
 
2月27日、ゆうこりんと二人で鳥取に、坂上香監督のトークバックの上映会に行ってきました。

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 新聞配達より朝早くに起き、始発の飛行機で鳥取に到着です。
 この日の飛行機は、行きも帰りも、偶然にゆうこりんと同じ飛行機でした。
 日帰りかつ、料金が安い便を探したら、これしかないという便でしたから、結果的には二人セットで移動し、色々恵み恵まれていました。
 行きの飛行機の中でようやくゆうこりんと顔を合わせ、鳥取コナン空港に到着。
 コナン空港にはま~るのおしゃべり会に参加した鳥取在住の「のぶえってぃ」が、お出迎えです。
 のぶえってぃは、私とゆうこりんが行くところ全てに自分の車を使ってくれ、大変助かりました。

ゆうこりんとまつこさん
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 まず、朝イチで空港ゲートに出迎えをしてくれ、更に鳥取のご当地喫茶店「すなばコーヒー」に連れてってくれました。
 ここ、すなば珈琲とっとり駅前店では、 マツコ・デラックスの立て看板がお出迎えで、そこかしこに(ディスプレイとして)砂が散らばっている店でした。
 ここでトークバックの世話人川口さんと上映会の進行の打ち合わせ。
 ゆうこりんのわがままモーニングセットの「サラダ大盛り」にも対応してくれたおもてなしの店です。

 ここからゆうこりんは「司会者モード」に入り、与えられた時間で最高の司会をするための原稿を書き、時間を計測して備えていきます。
 本番もその甲斐あって、そつなく完璧にこなしていました。
 私は鳥取が初なので、一人準備のゆうこりんを放置し、唯一の名所(と言って散々反論された)の「鳥取砂丘」へ連れてってもらいました。

 そこには、歯磨きに使う3分の砂時計の砂として換算したら、世界中の人が使えるほどの(わかりづらい?)大量の砂がありました。
 私は雪の中の犬のように走りまわり、日本海にタッチしてオアシスで水を飲みました。
 ここにある「鳥取砂丘ジオセンター」でおみくじ(無料)を引きました。
 その鳥取砂丘おみくじにはこう書いてありました。

     恋 愛 三度目(sand)の正直
     仕 事 砂丘にて女装するべからず、除草すべし
     失い物 ないに越したことはないが、砂丘ではよく失う 注意

 すべてが砂まみれでした。

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 昼食は世話人のお計らいで、カニ丼や刺身定食など、日本海の幸をごちそうになり、いざ、会場へ向かいます。
 会場は鳥取県立博物館2階講堂です。
 今回のゲストである田代まさしさんの応援に、近くのダルクの人達が団体で来ていました。
 後援に医師会、薬剤師会、看護協会、助産師会と、医療関係者が多くいました。
 250名の席が完売で、せめてパンフレットだけでもくださいとこの作品のファンのかたがたくさん来ていました。

 映画「トークバック」は、沈黙を強いられてきた女性たちの物語です。
 私は、この作品の見所を「正直になること」「仲間がいること」「安全な場所であること」と感じています。

 のぶえってぃに質問をされました。
 「シャンプーさんは、どうして自腹で鳥取に来ようと思ったんですか?」
 メッセージですよ。マーシーが皆の前で話をすることも、映画の中で女性が辛いことを話すことも、今もまだ苦しんでいる人に希望を届けるためなのです。
 また、それが自分を成長させてくれるのです。

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 帰りの飛行機搭乗手続きのために18時丁度に空港につくと、世話人川口さんの旦那さんがレストランで料理を注文し、テーブルに並べて待ってくれているというサプライズ。
 こちらに時間がないからと晩餐の席を用意しておくというおもてなしでした。
 私はこの時、サバイバルスキルを発揮し、空港のお土産売り場の試食品のうさぎ型のまんじゅうで夕食を済ませた後だったのです。
 でも、美味しい味噌カツ丼を残さずいただきました。

 砂以上におもてなしが多い鳥取。
 とても暖かな日帰り旅行でした。

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おしゃべり会2/24感想

2月24日。最近女子が多いぞ、おしゃべり会

シャンプー
 

 久しぶりにひろちゃんが来ました。今回も3分の2ほどが女性です。

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 今日は、特にこれといって推薦されるプログラムがなかったので、テーマは「家族」としてグループトークをしました。

「家族の中に、漫画コレクター(物質依存者)がいると部屋がゴミ屋敷になって困る。」
という話であるあるトークになり、そこからどう脱却するかを考えました。
 
 私も、出所直後にブックオフに入り、すべての本が立ち読みできることを思うと、

「ここは天国か!」

と、喜びに満ち溢れて立ち読みに取り掛かったのです。

しかし、一日に読める量には限界があります。
「ゴルゴ13」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「はじめの一歩」「パタリロ」などの100冊超えは手に取る前から気持ちで負けていました。
長年の服役でそれぞれ数十冊分の連載が進んでますしね。
 そして、
・・・嗚呼、ブックオフで自分の人生を浪費しなくってよかった。・・・
と、悟るわけです。

 読みたくなったら、またブックオフにこればいいのです。

 トモさんも最近はオンラインで音楽が聞けるから、昔よりCDを買わずに済んでいるようでした。

 また、親子や交際相手との関係について、境界性に問題のある人との対応を分かち合いました。

 私も、相手との境界線に苦労してきています。
 
 境界線のない状態の人は「ゾンビ」みたいなものです。
 
 誰でもその側面を持っていますが、狡猾で不可解で、油断がならないです。

隙を見せると、美味しそうな人に取り憑き、その好意の甘い汁だけを吸い続けます。
 
 同じ刑務所から出てきた者がゾンビ化して、自分の話を長々されることがありました。

 「彼女が風俗で働いるのをやめさせたいんだよね。彼女の心がボロボロになるから。」

 みたいな、一見思い悩んだ話をされるのですが、色々問題が見えるのです。

 受刑者以外には職業選択の自由があるので、彼女の職種はどうでもいいです。
彼女をどうすれば良いのかを、相談相手の私に決断を求めることでもないのです。
ただ、話を聞いて欲しいだけだろうが、彼のほうがボロボロのゾンビに見えるのです。
自己憐憫に陥っているところを、優しくしてもらいたいんだろうなと思います。
 優しさという甘い汁をすするゾンビです。
甘えさせると、こちらの生活の時間を際限なく甘い汁へ変換されていきます。

 こういう当事者には、「冷たい奴だ」と、思われようが、その評価を恐れずに話を打ち切れば良いと思います。

 「今からお風呂入りたいから電話切るね。明日早いんだー。」

 「いのちの電話とか、公的な相談窓口あるからそっちに相談しなよ。」

 「眠いから、そろそろ切る。」

 相手を非難することなく、正直な気持ちで電話を切ることに躊躇はしません。

 あと、しーちゃん、ひろちゃん、あやさんと並んで話すと、年功序列に問題が軽いことが見て取れました。
 しーちゃんはまだ対処方法がおぼつかなかったことを話してくれます。
 ひろちゃんは、境界線を引き続けて過ごしています。
 あやさんに至っては、相手のゾンビっぷりを観察して楽しみたいとまで言い出す始末です。
 ひとえに人生経験のなせる業ですね。

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 あとは、「引き」です。

 良い物も悪いものも、自らの魅力で惹きつけるものです。
 不本意なものが来たらそれは「試練」、求めるものが来たらそれは「恵み」です。
 全ては引きつけられてそこに来ます。

 シオさんからの投げかけ。
 「死刑を免れる人とそうでない人は弁護士の良し悪しで判決が分かれる。
 悪い弁護士にあたった者は不幸にも命を落とす。それは不平等ではないか。」

 これも、「引き」の強さですね。
 「引き」が強い人は、その影で沢山行動をしてます。良いもの・悪いものを見定めて良いものを引いてくるのが「引き」の強さです。

 この世は原則、個人にとって不平等にできています。
 子供は生まれてくる家を選べないし、性別も最初から決められる。
 死刑判決にも間違いが多いし、それで死刑囚となって命を落とすものも多い。

 でも、与えられた環境で努力もせずに嘆いてばかりでは「引き」も衰えます。
 麻雀で例えると、最初の配牌の悪さで勝負を諦めるようなものです。
 そんな人は麻雀で勝てるわけなく、ゲームを最初から降りています。

 与えられた場と時間で、最良の手を積み重ねていこうと努力することが「引きの強さ」です。

 今日、ここに参加された方は、みんな引きが強いです。
おしゃべり会の中で仲間を作り、日常に役立てています。
いつの間にか、ここは恵みの場に育ってきています。

 行動を怠ると、「引き」の衰える「引き篭もり」になっていくのでお気をつけ下さい(オチ)。

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「おしゃべり会」に、いのししさんが!

いのししさんがま~るに遊びに来てくれました!
ブログから引用させていただきますね。ゆうこりん
引用元記事: http://kemonomichiwoikou.blog.jp/archives/54657087.html

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けもの道をいこう
~元受刑者が実名起業するまでの記録~


2014年に出所した20代後半の元受刑者です。「元受刑者でもやり直せる。こそこそせずに。」ということを自身の人生で証明するべく、2016年に実名公開での起業をします!!

[東京]元受刑者・当事者団体「ま〜る」

「島根あさひ社会復帰促進センター出身の元受刑者で、現在も活動されている人がいる。」
とある方からそう教えてもらい、元受刑者の方が理事をしているNPO団体「ま〜る」にお伺いしました。

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「おしゃべり会」感想

僕は今回「おしゃべり会」に参加させて頂きました。

参加者は僕を含めて8人。最初は「元受刑者ばかり参加している」と思っていたのですが、どうやら勘違いだったようで…。元受刑者の方以外にも、色々な背景を抱えている方が集まっていました。(この日は特に元受刑者の参加者は少ないとのこと)

内容は、まずアイスブレイキングから始まり、その後「ありがとう」「ごめんなさい」を交互に繰り返すワーク等をし、終始リラックスした状態で参加出来ました。

元受刑者にとって、自分の過去のことを話せる場というのは、とても貴重です。「ま〜る」では本名を名乗る必要もありませんし、言いたくないことは言う必要ありません。そして、「ま〜る」の中で話した話は「ま〜る」の外には持ちだしてはいけません。これが、すごく参加者の気持ちを楽にさせてくれます。

自分の出所してからのことを振り返ってみても「バレたらどうしよう」とか「周囲へのコンプレックス」とかに押しつぶされそうになっていました。僕の場合は、仕事も高校時代にバイトしていた方に刑務所にいるときに声をかけてもらい、さらに転職に当たってもその方に紹介していただき、正社員として1年以上勤務することができました。しかも、両親も健在で、地元の友だちは今も変わらず遊んでくれています。本当に恵まれた環境です。

でも、もしそういった環境がなかったら、僕は今頃どうなっているかも分かりません。

そういった意味で、「ま〜る」さんが提供されている「場」は非常に価値があると思います。一般の方が元受刑者を「支援する」という図は、少ないですが見かける機会はあります。しかし、当事者同士が「自助的に」活動している場はほとんどありません。ぜひ、今後も活動を続けていって欲しいと思います。

また、今回は創設者である島根あさひ出身の方の話を聞くことができなかったため、また再度お伺いする予定です。


みなさん、ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。


けもの道をいこう。

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おしゃべり会2/3感想

鬼は外なおしゃべり会

シャンプー


ここ、飯田橋のボランティアセンター。
扉を開ければそこは部室のような異世界です。
くつろいだ雰囲気です。
ともさんと私が、アイフォンを使い、自撮り棒で撮影中でした。
おしゃべり会に初参加のにゅーにゅーは、しょっぱなのこの雰囲気に驚いていました。

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う~ん(^_^;) 会が会だけ、になんともコメントしがたい作品です↑ゆうこりん

おしゃべり会はいつものように自己紹介から始めます。
わたしの「無茶振り」により 最初に話すのは初参加のにゅーにゅーです。
誰が前科者か、わからないままに正直にたっぷりと自分の話をしてくれました。

ちなみに、私が無茶振りするのはサバイバー度合いを試す意味合いもありました。
「面接試験マニュアル」では通じないようなパターン介入することで、その人の素を見ようとするわたしの癖です。

にゅーにゅーから質問がされました。

「前科者と前科のない人、違いがないように思うのですが、どこが違うのですか?」


私の回答

個人的に見れば、犯罪者とそうでない者は見分けがつきません。

社会的に見れば、前科者とは裁判を通して有罪にされた者です。
被告人として裁判を受けるものは加害者とされます。

「被害者は救済されるべき、加害者は罪を償うべき。」

この考えが「常識」と言われる大多数の共通認識です。

ゆうこりんは、加害者を非難するのは「国家資格」と表現したけど、大体合っています。

国を代弁する国民全員が、加害者を非難する資格を持っています。


「加害者は不幸でなければならない。それが被害者に報いる生き方。」

そんな常識を含む思想によくぶち当たります。

前科者として世に立つなら、それは被害者やそれを代弁する人たちから、攻撃される危険を持つのです。
言葉のナイフで刺される危険があるのです。

生きることに躓いて罪を犯し、なおも前科という烙印を持っての生活を強いられる。
 
 にゅーにゅーは、
「前科者に会ったことがない。」
と言ったけど、きっと前科者に会っていますよ。
 前科があることを隠すのは、本人の権利です。
 また、
「前科がある。」
と言うことは、
話す場によっては脅迫罪にも取られるのです。

 おしゃべり会が匿名であること。
 参加条件が「生きづらさを抱えている人」となっているので、前科の有無に関わらず素で話し合える場となります。

 前科者だけの集まりならば、(法務省の)常識では犯罪予備集団と見られます。


 匿名であることは、こうして社会のナイフに対する防御であると同時に、エゴを抑制するためです。

 「前科者が再び社会に戻る経験」

 は、自分だけが独占するものではなく、経験を共有できればいいので、匿名で足りるのです。

 私は、自分の達成感を知らしめようとするのは傲慢だと思うのです。

 自己紹介のあとは、アナさんのブレスワークです。
 呼吸に注目しながら意識を開放する瞑想会で行うワークです。
 出所者の福利厚生としての(?)プログラムであり、ゆうこりんのご希望のワークです。
 ワークをして見えたのは、鬼は外、福は内という感じです。
 円座の中心には光が見え、外からの嵐を守っている、そんなイメージでした。

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 これが前半8時まで。
 後半はにゅーにゅーに同伴してメンバー半分で渋谷に映画を見に行きました。
 
 よって、私はおしゃべり会が後半どうなったかは知りません。
 
 誰もが自由で楽しく生きる権利を有している。
 それに気づいている私は、より楽しそうなことに出会うため、おしゃべり会から外に出たのです。
 ええ、鬼と言われようが構いませんよ。

 今日は節分。
 鬼が役に立つ行事の日本のハロウィンですから(憶測)。
 
 
 

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2015年度定期総会報告

お待たせしました。2015年度の「ま~る」総会の報告します。

特定非営利活動法人配りの会 総会議事録

1.日 時:2015年12月29日15時00分から17時00分まで
2.場 所:東京共同法律事務所
3.出席正会員数:14名(うち委任状出席者数8名) 正会員総数22名

議長を選出し、2014年度事業報告、会計報告、定款変更、名称変更、2015年度事業計画書が承認されました。
正式に名前が「配りの会」から「ま~る」になりました☆

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■事業の成果

(1)相談活動事業としての「おしゃべり会」開催

 刑務所出所者が周囲に遠慮せず,安全・安心な環境で自己開示ができる場を提供することを目的に,「おしゃべり会」の開催を中心的な活動としました。
 時にはバイロン・ケイティワーク、時にはゲシュタルト療法、時にはドラマケーションなどを用いながら、楽しく、仲間とつながることのできる時間を提供するよう心がけています。

 以下のとおり,14回に渡っておしゃべり会を開催しました。
(2014年4月1日から2015年3月31日まで)

2014年4月6日 東京ボランティア・市民活動センターにて
2014年6月7日 東京ボランティア・市民活動センターにて
2014年7月1日 東京ボランティア・市民活動センターにて
2014年8月4日 東京共同法律事務所にて+懇親会
2014年8月14日 東京共同法律事務所にて
2014年9月4日 東京ボランティア・市民活動センターにて
2014年9月13日 東京ボランティア・市民活動センターにて
2014年10月28日 東京共同法律事務所にて
2014年11月29日 東京ボランティア・市民活動センターにて
2015年1月24日 東京ボランティア・市民活動センターにて
2015年2月2日 東京ボランティア・市民活動センターにて
2015年2月14日 東京ボランティア・市民活動センターにて
2015年3月3日 東京ボランティア・市民活動センターにて
2015年3月28日 東京ボランティア・市民活動センターにて

(2)広報・アドボカシー活動

・2014年7月25日 
桜美林大学の小泉広子先生のお招きで、社会福祉士志望の学生さんを対象に、理事の小竹広子と当事者数名で刑務所からの社会復帰について、出張授業をさせていただきました。関心が高く様々な質問が出ました。

・2014年8月22日 
東京ボランティア・市民活動センターの情報誌「ネットワーク」の取材を受け、「ネットワーク」332号に紹介されました。

・2014年9月28日 ま~る座談会 
取材や見学のお申し込みが何件か重なったため、希望する方達に集まっていただき、理事やおしゃべり会の参加者数名で座談会を開催しました。

・2015年2月7日 
「市民社会をつくるボランタリーフォーラム」の企画の一環で、理事長の野田健二が、刑務所からの社会復帰について講演を行いました。

・2015年2月28日 
鳥取市で開催された映画「ライファーズ」上映会にて、理事長の野田健二が当事者として話をさせていただき、理事の相良優子が司会をつとめました。鳥取の川口映子さんを中心とした市民が手弁当と口コミでの開催、にもかかわらず多くの方が集まり、素晴らしい会になりました。
                                                          
(3)都内更生保護施設での出張グループワーク

  都内にある更生保護施設「ステップ竜岡」さんの和室を借りて、平日夜間に、入所者の方達を対象として出張グループワークの会を、2014年9月から12月にかけて、2週間に1度のペースで継続的に行いました。
 タイトルは、「四角い人生をまるくする?!ま~るグループワークショップ」。
 入所者たちは施設から出て行くために皆さん一生懸命働いており、お仕事との関係でなかなか参加メンバーは安定しませんでしたが、お仕事が決まる前のニューフェイスの方を中心に、童心に帰って楽しんだり、自分の内面に意識を向ける機会を提供できたようです。 

(4)映画「ライファーズ」上映会

 当NPO法人では、坂上香監督の受刑者と刑務所と治療共同体を扱った映画「ライファーズ」の上映権付きDVDを所有しています。これを有効に活用して多くの方に見ていただくため、無料での上映会を開催しました。
 1回目 2014年10月19日 東京共同法律事務所にて
 会議室に満員の人が集まってくれました。上映の後、それぞれ感想を語り合い、話が尽きませんでした。
2回目 2015年2月1日 更生保護施設ステップ竜岡にて
入所者の方10名程度が集まって下さり、理事の小竹広子の手土産のサンドイッチバイキングを食べながら鑑賞しました。上映後、感想を語り合い、印象深い交流ができました。

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■名称変更

(変更前)特定非営利活動法人 配りの会

(変更後)特定非営利活動法人 ま~る


■2015年度事業計画書

1 事業活動方針
 今年度も、昨年度と同様に犯罪経験者のおしゃべり会を活動の中心に据え、人間的成長の助けとなる場をつくってゆく。
 また社会の刑事施設出所者に対する偏見・差別をなくし、支援の必要性を理解してもらうためのアドボカシー活動を行う。
 今年度より、新たに、廃棄自転車の再生と販売を通して職業訓練の場を提供する、自転車リサイクル事業を行うこととする。

(1)日常活動
①おしゃべり会
 昨年度はおしゃべり会を14回実施した。2015年度も、定期的・継続的に開催し、プログラムの内容を発展させていくことを目指す。出所者が、今、ここの自分と他人を大切にし、他人とつながる場をつくることを目指す。
②アドボカシー活動
 社会の刑事施設出所者に対する偏見・差別をなくし、支援の必要性を理解してもらうため、講演、シンポジウム開催等の活動を行う。また内外の団体と交流を行っていく。
③自転車リサイクル事業
  会員が経営する自転車店を拠点として、廃棄自転車を収集して修理・再生し、販売することを通じて、職業訓練の場を提供し、参加者が当面の生活資金を得られることを目指す。

(2)活動基盤の強化
①人的側面
  弁護士や保護司と連携しつつ、会員の確保に力を入れ、本会の活動への理解者を増やしていく。
②専門機関との連携
  本会に連絡してくる公的機関や民間の専門団体との連携は、今後、支援対象者の紹介を受けたり、助言・支援を受けたりするうえでも重要である。こうした機関とは継続的に連絡を取り合ったり、先方のニーズについてヒアリングを行い、関係を構築していく。

(3)社会定着支援
 支援を求めてくる出所者に対しては、会員によるピア・カウンセリングなどを通じて、出所者の抱えている問題を把握し、メンタル面と生活面でのアドバイスを行っていく。その際、必要があれば生活保護受給等のサポートも行う。

2.事業内容

(1)特定非営利活動に係る事業
 ①相談活動事業
 ②その他

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| 「ま~る」について | 14:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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おしゃべり会1/26感想

おしゃべり会
ピア・カウンセリング講座②

            シャンプー

 今回は広島の方で保護施設に就労するカミーさんが来てくれました。

 依存症者の自助グループでする

「グループミーティング」

と、ま〜るの

「おしゃべり会」

の違いも全く知らず、飛び込んできてくれました。

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 この二つの違い、あくまで個人的見解。

 依存症者は基本、12ステップという回復のプログラムを基礎に、会議室で輪になって時間を分かち合いつつ自分のことを正直に話します。

 ま〜るは、もっとゆるく広く、生き辛さを抱えている人、抱えていた人なら参加していいのです。
 生き辛さを感じたことのない人はいないというのが私の個人意見。
 つまり、誰でも参加できます。

「おぎゃあ!」

と泣きながら生まれたのは苦痛だったはず。
 これも生き辛さからくるものでした。
 あれは肺呼吸初体験のときでした(遠い目)。

 ま〜るのおしゃべり会の進行は、呼ばれたい名前、今日の気分、どこから来たのかを各自が話すことから始めます。
 「おしゃべり」という、漠然と広い名前を付けつつも徐々に流れが整ってきています。

 慣れてくれば、発言権のバトン(トーキング・ピース)を誰が持っているのかを感じることができます。

 分からなければ人に訊けばいいのです。

「私の番ですか?」と。

 自己紹介のあとは、私がせんべい片手に、ま〜るの原則(依存症者が朗読するハンドブックの序文に当たるもの)を読み上げます。

 一番最初にこれをしなかったのは、忘れていたのと、朗読文をちょっと遅刻のゆうこりんが持っていたからです。
 それほどゆるいのがおしゃべり会のいいところ。

 読み上げの隣でゆうこりんが

「話す態度がなっていない。なんだ君の態度は〜。ガミガミ〜……。」

と、当たり前のことで注意してくれました。
この「振り」には

「他人の領域です。」

と、そっけなく返します。

 人の態度というのは他人の領域です。

 そこに踏み込見、思い通りにならないから、イライラするのです。

 自己紹介の次に私の無茶振りで、あやさんにドラマケーション(即興劇的なもの)をしてもらいました。
 無茶振りもいわゆる笑いの要素、何が起こるか分からない、他人の領域の遊びです。
 分からないなりにも、ともさんの協力もあり、楽しくできました。

 今回はやたらと笑いの神が降りてきます。

 久しく顔を出したSioさんとのあるある話。

 喫茶店で、刑務所や事件の話をしていたら隣の客が驚いていたこと。

「二人殺した容疑で逮捕された時はさー。」
とか、
「埋めたあと生き返ってないか確認に掘り起こしたら……。」

 なんてくだりで、他人が聞いたらビックリするのことを忘れています。
 難しく言うと「ゲシュタルト崩壊」(←ゆうこりんには日常単語)しています。
 葬儀の話に流れ、ともさんの言う「風葬」で風化がいいか、アナさんの言う「鳥葬(ちょうそう)」で肉片を鳥の餌にするのがいいか話し、意見を出し合っていたらカミーさんが「鳥葬」を「町葬」と誤解して爆笑。

 町を興して葬儀(ちょうそう)とはだいぶ違う(笑)スレ違いネタですね。

 私は、昔は
「検体」がいいって思っていたけど、これって葬儀とは少し違うかな……。
「検死」とも似て異なります。

 今思う自分の死後に関しては

「どうでもいい。」です。

 もうその世界に自分はいないのだから。

 あ、これって、
「千の風になって」
の歌詞のようですね。

「畳の上では死ねない。」

 とはよく言われています。

 今は、死に様よりも生き方に興味を持っているのです。

 ゆうこりんは

「すべてを忘れ去られてもいい。」

といいます。

 でもね、ゆうこりんのピア・カウンセリング講座は、私が吸収しています。

 誰もがこの世に生きた痕跡を消すのは無理だけど、当人が気にしないことで、力を取り戻せると思うのです。

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  むむむ……。
 話が難しくなってきたな。

 誰もが来やすく、話しやすい場。
 それには参加した皆の協力と調和があるからです。

 おしゃべり会では、新しい方の参加もお待ちしています。
(まとまった気になってここで終わりにします。)
 ありがとうございました。

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お知らせ 2/27「トークバック」自主上映@鳥取

ゆうこりん、司会します。シャンプーと行ってくるね(^.^)/~~~



「トークバック」自主上映@鳥取

今年2月、大好評で終えた『ライファーズ 終身刑を超えて』の坂上香監督作品第二弾!!
『トークバック』を自主上映します。
“どん底”を生き抜いた女性たちが演劇を通して変容を遂げていくドキュメンタリー映画。
ゲストに坂上監督とマーシーこと、田代まさし氏をお迎えします。
田代氏は、現在、日本ダルク(薬物回復施設)のスタッフとして活動されています。

日程: 2016年 2月27日
場所: 鳥取県立博物館 講堂
住所: 鳥取市東町2-124
時間: 14:00〜17:00
主催: とっとり社会派シネマクラブ
問合せ・申込: ns-eiko@infosakyu.ne.jp
サイト : http://talkbackoutloud.com/jishu.html

★坂上香監督×マーシーによるトークバックあり

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おしゃべり会1/12感想2

シャンプーさん
「ゆうこりんは、聴く技術を徹底していて、その分多くの人に好かれています。」
とほめてくれてありがとう・・・(嬉し泣き~)

これを機会に、私がなぜ「聴く人」になったのか、ちょっと書いてみます。
(すみません、ブログを私用利用・・・ま、いいか管理人だし)

そう、表題には「おしゃべり会1/12感想」とありますが、ウソです。
これはシャンプーさんの感想を読み、思い出したことです。

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私は「変わっている」子どもだったたらしいです、母親によれば。
1 「性格変えないと、友達できないよ」
2 「性格変えないと、就職できないよ」
3 「性格変えないと、結婚できないよ」
と、いつも言われていました。

1番は外れましたが、2番と3番は、あってる(-_-;) さすが母!

私は、この世界での生き方が理解できず、いつも混乱していました。

「○○ちゃんみたいに、なりなさい!もっと普通になりなさい!」
と母はよく言いました。
私は、泣きながら「どんな風にやればいいの?」
と聞いても、母は怒った風。
「もう、フツウはフツウよ!あんたは一から十まで言わなくちゃ分からない!
○○(妹の名前)は一言えば十分かるのに!」と言い捨てました。

私は生きることに絶望していました。

だって、私はヘンだから。
みんなみたいに、フツウにできない。
でも、誰もフツウを教えてくれない。
頑張っても、なんかヘンみたい。
生き方が分からない。
どう動けばいい?どう話せばいいの?

20歳のころのある日、私はある新興宗教の説明会に、それとは知らずに行きました。
そして、衝撃を、受けました。

「生まれて、初めて、話を聞いてもらえた!!!!!!」

もちろん、その宗教に入ろうとしました、笑。

が、当時の彼氏に止められました。
「俺が話を聞いてやる!」と言いました。

でも・・・本当に話を聞ける人など、なかなかいないものです。
そう、ミヒャエル・エンデの「モモ」のように、本当に話が聴ける人は、なかなかいないのです。

*ここにあとで引用入れる(今トモさんに貸し出し中)

「どうやったら、みんなと友達になれるんだろう。」

私は、自分をヘンな人だと信じていて、
自分を人間失格だと認識していました。
私はワラにもすがる思いで、大学の図書館にあった、心理学の本を手に取りました。

心理学はあっという間に私を魅了し、
様々な勉強会にも出かけて行くようにもなりました。
誰も教えてくれなかった、人生の取説(この世での生き方)が書いてあるんだもの!

そのうちに、話を聴く本職の人(カウンセラーとか)に
話を聴いてもらう機会も得るようになりました。

ある日、私は思い至りました。

ああ私は、成人になるまで、
誰から(主に親)も本当に話を聴いてもらったことがなかったんだ。
誰も、私の話を聴かなかったんだ(聴いたかもしれないけど覚えていない)。
(私の話を聴いても、理解できる大人があまりいなかったのかもしれない)

私はこんなにも、話を聴いてもらうことに渇望していた。
私はこんなにも、分かって欲しかったんだ。

でも、誰にも出会わなかった。
私の話を聴いてくれる人・・・

20年間以上も・・・

あー・・・
私は・・・
それが・・・
ずっと・・・
欲しかったのか・・・

・・・じゃあ、

「私が、聴く人になる!!」

30代のある日、私は決意しました。
「自称心理学おたく」の始まりです。

私は本来、自分の話ばかりしている人です。
舞台があれば上がりたがるし、カラオケは一番最初に歌う。
自分の興味ある話ばかり、延々とするのが大好きです。

アスペスガー
注意欠損多動
パーソナリティーディスオーダー
アダルトチャイルドと呼ばれるアレみたいでしょ・・・笑

そんなキャラの私が、人の話を聴くなんで、
非常にわざわざしく意識してやらなくちゃ、できない。
自然にしてたら、すぐ、しゃべり倒しちゃう。

「聴き上手」なんか現れたら、イッパツよ!

わーーー!!
私の話聞いてー!聞いてー!
私、聞いてもらうことに飢えてますー!

受け入れてー!私のこと分かってー!
私ねー!
私、私、私ねー!
ねーねー!私ねー!

わたしわたしわたしわたしわたし・・・

5歳児に退行します(・・;)

私は「誰からも話を聴いてもらえなかった」という思い込みの恨みから、
その反動で、産業カウンセラーの資格を取りました。

シャンプーさんありがとう。
「ゆうこりんは、聴く技術を徹底していて、その分多くの人に好かれています。」
言ってくれて。

そう、私は徹底しようしてます。
そして、これでもか、と人工的にやってます。

わざわざ、
意識して、
教科書通り、
心理学の理論に則って、
後天的に身につけた技術で、
ぎこちなく、
演技でやってるんだもの。

ほんとは、人の話なんて、興味ないし!

それより、私の話、聞いてよーーー!
わたしわたしわたしわたしわたしわたし・・・
この世は、わたしで埋め尽くされている。

はっ。

この世の中は、私のような、
自分のことしか考えていない人ばかり?
(決してそんなことはありません)

「だったら、私が聴く。」

私は、魂の底から決意したのでした。
(世界に誰も聴く人がいないというのは、私の思い込みによる間違った認識です)

私はずっと、自分には居場所がないと感じていました。
でも今は、居場所があります。
聴いて欲しい人が寄ってきて、私を離さない(特に飲み会とかでのグチや悩み言いたい人)。

そうそう、もうひとつ、
私は居場所を得るための技術を身につけましたよ。
それは、英語。
これも、後天的に25歳から独学で身に付けました。

理由は、

日本人同士の
繊細で
配慮の行き届いた
きめ細かい
心配りの
察し合う
親子のような
言わなくても分かりあう
あうんの呼吸の
以心伝心

・・・的人間関係から、逃げるためです。

私は、非常に低文脈な人で、発する言葉にはあまり含みがありません。
腹にイチモツない(少なくとも意識的には)私。
日本人として運が悪かったのは、空気を読むスキルが低いこと。

いつも浮いてる~
みんなと同じことできない〜
全寮制高校ではみだす〜
会社で怒られる~
首になる~

そんな私は、25歳の時初めて単身海外に行った時、発見してしまったのです。

「私はヘンではない。
ヘンなのは日本人の方だ。
私は世界ではフツウなのだ!」

ということを。(これも個人的な思い込みです)

「だったら、これからは、外人とだけ話そう。」オイオイ

「英語を話す私」の始まりの瞬間でした。

もちろん当時の私は、他の人同様英語は話せませんでした。
英語は高校の時「下クラス」だったし、大学は国文科。
大学卒業時のTOEIC400点台。

でも、生存に関わることだから、必死にやった。
私は3年で英語を身に付け、5年で英語で働く人になりました。

外人相手だと、自我中心に振舞っても、刺されません。
むしろ君は日本人らしくなく意思が明確でいいと言われました。
集団の明文化されない文脈は、日本のそれよりずっと低く、
分からないことは、はっきり言葉で訊けばいいし、
指示は言語化されるので、空気は読まなくても取り残されません。
初歩的なこと質問してもバカ扱いされません。
姿勢や態度、個人的な趣味や思想は鑑みられません。
職場での役割を果たし、結果を出せば文句は言われません。
それどころが、女だてらに先輩を出しおいて達成すると、
一人前ではないオンナコドモでも昇給されます。

反対に、職場の利益に反することをすると、
事前通告なくある朝IDセキュリティーカードがはじかれ、ビルに入れません。
(で、後で秘書が私物を宅配で送付)

外資系枠に入ってからは、私は「ヘン」キャラではなくなりました。
キャラより、仕事の成果で評価され、給料が上がりました。
チームの一員として仕事が任せられるか、仕事を完了させられるかが重要でした。
自分を偽らないまま、たくさん友達ができました。

楽園でした。

私は、日本にいながら外人と働くことで、息ができるようになりました。
夢にまで見た居場所を、社会の中に得たのです。

なんと感謝までされる羽目になりました。
多少なりとも、外人(空気読まない/自己主張・強)と
日本人(空気読む/自己主張・弱)の両方の気持ちが分かったからです。
私は、日本人、外人どちら枠にも入れず、
コウモリのように、カモノハシのように、周辺にいました。

日本人(特に年上のおじさん)と関わらなくてはいけない時は、相手の話を聴きました。
自分は話さず(そう、自分からは決して話さないのがコツです)、聴きました。

すると、向こうの方から味方になってくれました。
なんとびっくり、向こうから本音を話してくれるのです。
安心しました。こうやって日本人と友達になればいいんだ。

そうか、日本人は、誰もが対人恐怖症なのか。
筋肉を緊張させて、怖れているだけだ。
目を合わせず、傷つかないようにしてるんだ。
本当は受け入れてほしい、私が渇望するように。

私は、カウンセラーのやり方を覚えると、
目の前の全ての人に対し、徹底して聴きました。
練習のように、人工的に、教科書通りに。(身内、親友除く)

すると、仕事での失敗が減りました。
だって最初から本音だけ教えてもらえるから。
苦手な空気読みの必要がなくなったのです。

驚いたことに、後天的な私の特質である
「英語」と「聴く技術」が、私に居場所を作りました。
30代までずっと感じていた「生きにくさ」は、40代に入るとなくなりました。

私はきっと変わってなくて「ヘン」だし「フツウ」でないままでしょう。
今ではそのことが、みんなと友達になれる理由の一つになりました。

私の性格と反対の人工的な「聴く技術」と、
元々の母語ではないエセ外人ぽい「英語」が、人を惹きつけます。

それはみんなの役に立ち、それはお金になりました。

↓ケチャップさんの手作りパン いつも手作りおやつありがとうございます♡
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妹は言いました。
「結局、一番いやなことが、金になる」
一理あるなー、と思いました。

私が渇望していた(母に求められていた)、
私が一番苦手だったこと、
「みんなみたいにフツウになる」。

これを研究する過程で身に付けた技術が、
今の私の「収入」と「人脈」を得る、手段になっています。
結局「フツウ」にはなれなかったみたいだけど。
(自分が個性的だと思ったことはない、私にはこれがフツウだから)

ありがとう、お母さん(@天国)。
もし私の「聴く技術」が徹底しているのなら、

それは

お母さん

あなただけには

私のことを

分かって欲しかったから。

今私は、母親にして欲しかったことを、誰かにしています。
それは、目の前のその人の話を聴き(世間が何と言おうと)、
その世界に一緒にいること(集中時間は1時間ほど)。

その人の考え方を理解するということではなく、
「あなたはこう思ってるのね」と受け止めれば、済み。
(と、カウンセラー講座で習った)

そうだ、私は、母親にそんな風に接して欲しかったんだな。

どんなことであっても、私にはそれをするだけの十分な理由がある。
それは、その時の自分の最善の選択であった。
どんなに、ばかばかしく見えることであったとしても。


子供時代、母親は私の全てだった。
聴いてもらうことは、私がこの世に登場することだった。
聴いてもらうまで、私はこの世にはいなかった。
私は、ずっとこの世に存在できなかった。

大人になって、私が私を聴けるようになった。
私は私の母親になることができるようになった。
私はあなたであり、あなたは私だった。
私はもう、永遠にひとりではないんだ。

私は、この世に登場しました。
聴く技術は、私の世界を救いました。

改めていろいろ思い出したので、書かせていただきました。
シャンプーさん、ありがとう(^.^)

記事: ゆうこりん

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おしゃべり会1/12感想

 2016年、信念おしゃべり会。
副題:ゆうこりんのピア・カウンセリング講座

 シャンプー

 『新年』と入力するところ、誤変換されて『信念』となりましたが、このまま行きます。
 今回、新規参加者はおらず、見知った仲間とおしゃべり会をはじめました。
 今回のスタメンはトモさん、あなさん、あやさん、ゆうこりん、しーちゃん、シャンプーの五名です。遅れてケチャップさん総勢6名です。
 余談ですが、去年出所した6番くんはおしゃべり会が明日だと思っていて、すっぽかしていました。ムショボケしています。

司会進行はトモさん。気分が落ち込んでいると言いつつも、クールにこなしてくれました。
 まずは近況報告と今日の気分。これはおしゃべり会の定番メニューとなりつつあります。
 私のこの日の気分は、皆が来るまで横になっていたので寝起きでふわふわしていました。
 毎冬しもやけになる刑務所生活だったので、暖房がかかっているとすぐに眠くなります。寒くてこわばっているのが日常だったので、未だに暖房がかかると眠くなります。
 しもやけにならない冬は嬉しいですね。
また、寒ければ厚着をすることができる生活も恵まれています。
こうして、傍から聞いたら「不遇の刑務所生活」があったからこそ「今の恵み」に聞こえるだろうけと、刑務所がそれを期待しての不遇処遇だとしたら、やはり腹立たしいですね。
今の時代に、毎年しもやけに悩まされる受刑生活って間違っていると思うのです。

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 刑務所に入ってまもなく、新入教育として曹洞宗の坊主に法話を聞かされたことがありました。
「あなた達は刑務所の外のことを『娑婆』といいますが、塀の中も娑婆なのですよ。」
娑婆とは、「この世」を表す仏教用語から来ています。
 その坊主は法話の後、私の長い受刑年数と若い年齢を見てこう言いました。
「惜しいですね。」
 (おいおい坊主、さっきの法話はどうした、塀の中も娑婆で、ちゃんと喜怒哀楽、生活の営みがあるのではないのか?)
 と、怒りを通り越して笑えました。
思えばこれが「刑務所初笑い」かもしれません。
 坊主も人間、法話と矛盾する話をポロリすることもあるのです。
 
 おしゃべり会に話を戻します。
今回は、ゆうこりんがその持てる知識を惜しげも無く披露し、ピア・カウンセリングを説明してくれました。
 カウンセリングに必要なのは「傾聴」。
人の話を聞くことです。
 傾聴ができない人は、人に話すこともままならないのです。
「できない・できない」の人にこう言われます。
 「私がありがたい話をしているのに、何その態度!? 空気読めよ。聴く態度がなっていない。」
そんな怒りをぶつけてきます。
 薄っぺらい言葉で語る人の話は聴くに値しないと思うのです。
 「相田みつを」や「松岡修造」とかの流行り言葉の真似をして、口当たりのいい言葉を言っておけば大丈夫だろうと思っての発言には厚みがないです。
だから、そんな話の時は、聴いているふりすらせずにいます。

 私も、監督を目の前にして映画鑑賞をしながらパソコンで別の書類を作っているひろこさんに腹を立てたものです。
「映画に集中しないと監督に失礼だろう!」
と、でもそれって、他人の領域なのですよね。
 他人の領域に踏み込もうとする支配欲の現れです。

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 傾聴は普段からできるものではなく、聴く姿勢の技術です。
 昔から「雄弁は銀、沈黙は金」と言って、「言わないこと」のほうが価値が高いしね。
 ま、これもおしゃべりな私が言ってもありがたみ無しです。

 ゆうこりんは、聴く技術を徹底していて、その分多くの人に好かれています。
 そんな先輩方を見て、私はまだまだ未熟と思うのです。

 この場にいた女性に「完熟」と言ったらまたひんしゅくを買うだろうし、娑婆はまだまだわからないなー。と思う次第であります。

 「信念」のある言葉こそ、心に響く。
 
これで信念(新年)おしゃべり会の感想文を終わります。

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お知らせ「おしゃべり会」2016年

「ま~る」主催
社会復帰おしゃべり会
2016年の予定

保釈中の方、保護観察中の方、刑務所経験者等の参加を歓迎します!

刑事施設等から社会復帰を果たそうとしている方には、自分の過去を隠さなくてはならないというストレスや、他人に対する気後れ,支えてくれる人がいないという孤独感がつきまといます。私たちは、互いに過去を受け入れた上で、本音で交流する自助グループとして、おしゃべり会を開催しています。人間性の回復を目指して、楽しくお話ししてみませんか。

いらっしゃる際には、必ず事前にご連絡下さい。
kubari(at)officesoula.com (atを@に替えてください)


ゆうこりん→小竹広子さん→スッチー ま~る美女三人組☆
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◆ 日程 *直前の変更の可能性もございます。参加する前日に再度ご確認ください。

2016/1/12 (火) ピアカウンセリング講座①
2016/1/17(日) 事務担当者理事会@新宿御苑
2016/1/26(火) ピアカウンセリング講座②
2016/2/3(水) おしゃべり会+映画鑑賞
2016/2/13(土) 牡蛎パーティー@NPO本部
2016/2/24(水) おしゃべり会
2016/2/27(土)トークバック自主上映会@鳥取県立博物館講堂
2016/3/4(金)おしゃべり会
2016/3/5(土)事務担当者理事会@新宿御苑
2016/3/23 (水)おしゃべり会
2016/4/3(日)おしゃべり会 次元(理事長)登場♪
2016/4/8(金)おしゃべり会
2016/4/16(土)ゲシュタルト療法特別ワークショップ@船堀
2016/4/30(土)おしゃべり会
2016/5/6(金)おしゃべり会
2016/5/31(火)おしゃべり会
2016/6/30(木)おしゃべり会
2016/7/15(金)おしゃべり会
2016/4/16(土)ゲシュタルト療法特別ワークショップ@参宮橋
2016/7/29(金)おしゃべり会
2016/8/10(水)おしゃべり会
2016/8/31(水)おしゃべり会
2016/9/23(金)おしゃべり会
2016/10/18(火)ゲシュタルト療法特別ワークショップ
2016/10/26(水)おしゃべり会
2016/12/7(水) おしゃべり会

◆ 参加費 : 無料
◆ 場 所 : 東京ボランティア・市民活動センター

JR総武線飯田橋駅に隣接する「セントラル プラザ」の10階にあります。 JR飯田橋駅西口を出たら右に曲がり、右側前方のビルがセントラルプラザです。 地下鉄からは、B2b出口よりセントラルプラザ1階に直結しています。

◆ 安心して参加いただくために
・実名を名乗る必要はありません。ニックネームで呼び合います。
・薬物やアルコールの影響下にある方は参加できません。
・この場で話したこと、聞いたことは、お互い他に持ち出さないようにしましょう。

◆ プログラム内容

ここは「生きにくさ」を抱える人々が集まり、自分のことを語る場です。
2016年からのプログラムとして、機会を見て「ピアカウンセリング講座」を行っています。

また、心理療法のひとつであるゲシュタルト療法(自分の身体感覚や感情、気になることや未解決の問題などに焦点を当て、自分自身に気づきを向け、今ここでの体験を通じて完結し、統合していく作業)などを使い、自分自身に取り組むワークも取り入れます。

◆ ま~る(旧「配りの会」)は

刑務所出所者など犯罪を経験した当事者と、産業カウンセラー、家族相談士、精神保健福祉士、社会福祉士、弁護士などでつくる、自助グループ活動を行っているNPOです。2011年設立、刑務所から社会へ戻る方に寄り添う活動をしています。

回復共同体「ま~る」
ウェブ: http://kubari.jimdo.com/
ブログ: http://kubarinokai/blog.fc2.com/

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↑会のメンバー、スッチーの手作りだよーーー(^_^)

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12/26 川崎マック見学

ゆうこりん感想

今日は「ま~る」に時々顔を出してくださるトミーさんの職場、
アルコール依存リハビリセンターNPO法人川崎マックに見学に行きました。

大師線に乗り、精神保健福祉士で社会福祉士のあなさん&あやさん、
産業カウンセラーのゆうこりんという
「ま~る」新美人ユニット3人組で出かけましたよ。

20151229224140419.jpeg

マックとは(サイトより)ーーーーー

アルコール、薬物依存症者が回復、社会復帰していくための中間施設です。
アルコール・薬物依存症は回復できる病気です。 早期発見と早期治療が回復への近道です。病気の悪循環から解放される ために大切なことは病気についての正しい知識をしり、飲まないで生きるための適切な方法を見につけることです。
この病気からの回復には、回復したいと願っている仲間との出会いが必要です。川崎マックではグループセラピー(ミーティング)を中心に プログラムを組んでいます。アルコールを飲める自由の中でアルコールを飲まないことは回復のはじまりです。
 マックにはアルコールや薬のない今日一日があります。 川崎マックではスタッフ全員がアルコール・薬物依存症から回復した本人であるため自身の経験を通じて共に回復していくことを考えています。 ご家族の相談も受け付けています。
ーーーーー


人々が集まる大きめの部屋が一階にあり、二階は事務所。
こざっぱりとした部屋のテーブルに通され、お話を伺いました。
午前中は、職員の青木さんからの川崎マックの説明があり、
その後、私たちの質問に答えてくれました。

今までの苦労やあった成果を聞くにつけ、
マックのような施設を運営していくのは大変で、同時に、
それを必要としている人達がいることを目の当たりにしました。

地域や行政にも協力を得られていることを知り
(個人的に嫌っている方もいらっしゃるとも伺いましたが)
マックの皆さんが、今まで住民や行政に理解を得られる形で
きちんと活動を続けられてきたのだと実感しました。

「なかなかできないことだよね」あやさんと語りながら、
トミーさんおススメのそばを食べ、川崎大師へお参りに・・・

午後は、特別にミーティングに参加させていただきました。
内容は「メッセージ・ミーティング」
当日は近隣のマックの方々や、マック川崎OBの方々が来て、
今日のテーマである「底つき」について話されました。

その後、参加者ひとりひとりが自分の経験について語りました。
本当にあった壮絶な話をたくさん聞きました。
生き抜いてきた人々(サバイバー)の話を聞く時はいつも、
私は畏敬の念を抱かずにはおれません。

今までよく生きて来られたました、ありがとうございます。
いろいろあったでしょう、本当におつかれさまでした。
そしてこれからも、いろいろなことがあるのでしょう。
今日一日、生きたように、明日もまた一日、生きていかれるのでしょう。

ここでは、いつも誰かの苦しかった体験が語られ、
それを聞いた誰かが救われるのだと、人の輪の中で実感しました。

最後は「クロージング」。
今の気持ちと、今夜の予定についてみんなに告げ、解散。
貴重な経験をさせていただきました、ありがとうございます!

ここでは参加者も職員も、アルコールや薬物の元依存症者で、
自分が過去にしたことを認め、共に語り合い、
今日一日アルコールや薬物を使わず、また今日一日を生き抜く。

「このあと忘年会でーす♪」なんて言っている私より、
みなさんの方がよっぽどまじめだなあ、と思ったりして。
「飲み過ぎないように」と言われましたよ・・・(^_^)

またお邪魔したいと思います。ゆうこりん

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あやさん感想

私は、マックについてお聞きしたことはありましたがお訪ねするのは全く初めてでした。
まず事務所が大変居心地良く整えられていました。
きれいなカップでコーヒーを頂いたり、金魚さんが大切にお世話されていたり(亡くなった金魚さんの『遺影』までありました。愛されていたんですね。)ところどころにさりげなく、スタッフの方々の細やかな配慮とあたたかさがあるな~と思いました。
ミーティングに参加させて頂いて、『いろいろな人とつながる』『共に語り合う』ということの大切さも改めて感じました。
また、マックのような施設が精神保健関連の福祉事業としてきちんと位置付けられるのだ、ということも発見でした。
ま~るも、やはり「場所」が持てるといいな、という気持ちも感じました。
「川崎マックを訪問して」というお題で、じっくり語り合う時がほしいかな、とすら思いました。
また機会がありましたらお伺いしたいです。あやさん

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あなさん感想

川崎のマックに伺ったのは初めてでしたが、懐かしさのようなものを感じていました。
「懐の深さ」とでも言うのでしょうか?
30年近くも前の学生時代に出入りしていたドヤ街の、アルコール依存症のリハビリ施設と同じ心地良さでした。
そのドヤ街でお世話になった神父様は『小さな者の側に立つ神』という本を書いておられましたが、ここ(川崎マック)でも神の存在を感じました。

都合で、午前中だけの訪問になってしまったのが残念でしたが、一番、衝撃だったのは「ここには『Yes』と『はい』しかない」というトミーさんの台詞でした。
私の瞑想の先生も同じように言いますが、なかなかそうは生きられません…。
人生も施設の運営も、山あり谷ありだと思いますが、ハイアーパワー(各々が理解する神)をとことん信頼していく姿に、頭が下がりました。byあな

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お知らせ「おしゃべり会」2015年後半@飯田橋

「ま~る」主催
社会復帰おしゃべり会
2015年後半の予定

保釈中の方、保護観察中の方、刑務所経験者等の参加を歓迎します!

刑事施設等から社会復帰を果たそうとしている方には、自分の過去を隠さなくてはならないというストレスや、他人に対する気後れ,支えてくれる人がいないという孤独感がつきまといます。私たちは、互いに過去を受け入れた上で、本音で交流する自助グループとして、おしゃべり会を開催しています。人間性の回復を目指して、楽しくお話ししてみませんか。

準備のため、参加希望の方はなるべく事前にメールでご連絡ください。
kubari(at)officesoula.com (atを@に替えてください)


◆ 日程 *直前の変更の可能性もございます。参加する前日に再度ご確認ください。

2015/7/5(日)「ま〜るプログラム1」
2015/7/25(土)「ま〜るプログラム2」
2015/8/1(土)「ま〜るプログラム3」
2015/8/8(土)「ま〜るプログラム4」
2015/8/19(水)「ま〜るプログラム5」
2015/9/5(土)「ま〜るプログラム6」
2015/9/18(金)「ま〜るプログラム7」
2015/9/29(火)「ま〜るプログラム8」
2015/10/16(金)「ま〜るプログラム9」
2015/10/30(金)「ま〜るプログラム10」
2015/11/6(金)
2015/11/20(金)
2015/12/22(火)
2015/12/29(火)ま〜る総会@新宿御苑

◆ 参加費 : 無料
◆ 場 所 : 東京ボランティア・市民活動センター

JR総武線飯田橋駅に隣接する「セントラル プラザ」の10階にあります。 JR飯田橋駅西口を出たら右に曲がり、右側前方のビルがセントラルプラザです。 地下鉄からは、B2b出口よりセントラルプラザ1階に直結しています。

◆ 安心して参加いただくために

実名を名乗る必要はありません。ニックネームで呼び合います。
薬物やアルコールの影響下にある方は参加できません。
この場で話したこと、聞いたことは、お互い他に持ち出さないようにしましょう。

◆ プログラム内容

7/5から10/30まで全10回のプログラムを行うことにしました。
「ま~る おしゃべり会 プログラム2015」目的とルール
をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

1. 7/5 動機付け・信頼関係作り
2. 7/25 感情を認める、怒りの裏にある感情に気づく
3. 8/1 信頼関係作り
4. 8/8 認知の歪みが結果に影響することを学ぶ
5. 8/19 自分に影響を与える関係性に気づく
6. 9/5 自分と他人を傷つけずに意思表示する方法を学ぶ
7. 9/18 自分と他人を傷つけずに意思表示する方法を学ぶ
8. 9/29 未完了の感情に気づいて修復する方法を学ぶ
9. 10/16 未完了の感情に気づいて修復する方法を学ぶ、サバイバーと犠牲者の違いを学ぶ
10. 10/30 人生の意味に気づく、サバイバーになる選択をする

心理療法のひとつであるゲシュタルト療法(自分の身体感覚や感情、気になることや未解決の問題などに焦点を当て、自分自身に気づきを向け、今ここでの体験を通じて完結し、統合していく作業)などを使い、自分自身に取り組みます。

ユウコ→ヒロコ→スッチー ま~る美女三人組☆
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◆ ま~る(旧「配りの会」)は

刑務所出所者など犯罪を経験した当事者と、産業カウンセラー、家族相談士、弁護士などでつくる、自助グループ活動を行っているNPOです。2011年設立、刑務所から社会へ戻る方に寄り添う活動をしています。

回復共同体「ま~る」
ウェブ: http://kubari.jimdo.com/
ブログ: http://kubarinokai/blog.fc2.com/

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おしゃべり会12/22感想

12月22日年末おしゃべり会
シャンプー

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ここ数回、別用でおしゃべり会には顔を出していなかったが、今回は四国からま~るの取材にMr.イノシシさんが来るということで、それに合わせて参加しました。

スタメンはトモさん、あやさん、しーちゃん、イノシシさん、シャンプーの5名。

私がま~るの原則を説明したあと、自己紹介と今日の気分を話すことでスタート。

その後、気分をほぐすためにドラマケーションの「ジップ・ザップ」を初めたとこで、5分刻みに人が増えます。
あなさんが来て、ケチャップさんが来て、ゆうこりんが到着。

ドラマケーションで即興を続けるか、ひとり増えるたびに自己紹介を挟み込むか考えつつ、ケチャップさんが手作りケーキを出したところでティータイムに移行です。

ケチャップさんはいつも私達のために手料理を作ってきてくれます。 ↓
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あやさんもいつもお菓子を買ってきてくれるし、この日はトモさんも、自分は甘くて苦手で食べないココアクッキーを持ち寄りました。

イノシシさんが手ぶらで恐縮していましたが、常に手ぶらの人もいるから全く気にしていません。ま~るの参加者は多様性があるのです。

後半はゆうこりんにお任せし、ホ・オポノポノのクリーニングをしました。

ホ・オポノポノとは、ハワイに伝わる浄化方法。
心理学オタクのゆうこりんが気に入っているワークの一つです。

「ありがとう」「ごめんなさい」「赦してください」「愛しています」
の4つの言葉を唱えるのですが、今回はそれを2人組になり、以下のように話します。
A「ありがとう。」
B「なにが?」
A「温かい布団でねむることができて。」
あくまで例題。

自分が何に「ありがとう」なのかを口に出して言います。
4つの言葉にそれぞれ10回答えます。
10回分もすぐに出てくるはずもなく、それをひねり出すことで、新たに感謝できることがあることに気が付きます。
私は、ホ・オポノポノは一人でやります。聞いている人がいると、余分な関数が入って集中できません。
「この人は私の言葉にどう反応するか。」
「周りの人たちは何を話しているのか、また、もうワークを終えていないだろうか。」

生来落ち着きが無いので雑念ばかり入ってくるのです。いつか本場のハワイでやりたいものです。
その後、ヨガでお馴染みの瞑想をしてから、私のモノローグ。
四国から来たイノシシさんのリクエストで事件から今に至るまでを話しました。
でも、思った通り、いつものように時間が足りない。
普通じゃない、おとなしくない受刑生活なので話も自然と分厚くなり、タイムオーバー。
9時にボランティアセンターを出たあと、記者のイノシシさんとアフターしました。

イノシシさんは、逮捕者の家族の対応を聞いていました。
私の親戚は、私の存在を姻族(結婚した相手の家族)には隠して生活しています。
だから、今年の正月も、親戚の集まる会には「あのおじさん誰?」ということになるから出席できないのです。

それが悲しいことかと言われたら、「ありがとう」です。
各々が幸せになれるための最良と思える選択をしていることが嬉しいのです。
関東の友達が沢山いて寂しくないし、ま~るでも理事会を兼ねて忘年会をするしね。

今年のおしゃべり会、どれも楽しかったです。

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おしゃべり会11/20感想

   ま~るおしゃべり会感想

               シャンプー

 今日のおしゃべり会は、一年前に毎月行われていたような少人数でした。
 もう少し前は参加者が二人とかの日々が続いたそうですが、二人いればおしゃべり会はできます。この日はそれの倍以上の人がいたので、少ないとは言えません。

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 今回の参加者の話は、とても濃い内容となりました。

 まるでテレビの中のフォーラムのように専門的な話をし、そこでしかできない話をわかちあうことができました。

サクッとこの日にしたことをカタカナで箇条書きにします。
1 ピア カウンセリング(アクティブ リスニング)
2 インプロビゼーション
3 コーチング
4 ブリーフ セラピー
5 クロージング

説明します。

 ①は、仲間(ピア)で二人組になって互いに傾聴するというものです。
居場所のなさを感じる時の辛さを分かち合えたのが良かったです。
ぜんぜん違うところで生活しているのに、急に疎外感を感じる辛さは共通なんだと知ることができたのが良かったです。

 ②は即興劇と直訳されますが、ざっくり言えば小学生がやるような遊戯です。ハンカチ落としとか、フルーツバスケットとかもその部類だと思います。
緊張をほぐしたり、周りと打ち解けるためにはもってこいの出だしです。
 
 ③は、頭に名古屋を付けると高級感が出ます。
「名古屋コーチング」
元の意味は 相手の話をよく聴き(傾聴)、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促すコミュニケーション技法らしいです。

 ④も頭に男前を付けるとかっこ良くなります
「男前ブリーフィング」
 元の意味は、「簡素に」という使い方らしいです。
 ブリーフケースとは、必要最低限のものを詰め込むケース(かばん)のようです。
 
 ③と④を分ける必要は無く、「ヒーローインタビュー」という形で男前ブリーフな名古屋コーチングブリーフセラピー(短期療法)と呼ばれるものの、

 シャンプーのヒーローインタビューはこんなかんじでした。

最初に、自分がインタビューをされるに至った物語(ストーリー)を伝えます。

「刑務所暮らしを生き延びたこと。」

それにインタビュアーが質問します。

インタビュアー 「おめでとうございます。成功の原因はなんですか?」
シャンプー   「運が良かったのです。」

インタビュアー 「なぜそれができたのですか?」
シャンプー   「死にゆく例を沢山見てきたからです。刑務所ではフランクルが体験したアウシュビッツのように心が折れた人から先に死にます。」

インタビュアー 「もう少し詳しく教えて下さい。」
シャンプー   「心が折れれば安全と思われる刑務所でも死に至ります。首を吊る者がいるし、長年精神安定剤を飲み続けている者はゆるやかにまどろみつつ死にゆきます。唯一の希望は釈放できるという日が来ることがわかっていたことです。」

インタビュアー 「諦めずに続けられた理由は何ですか?」
シャンプー   「仮釈放を始め、たくさんのものを諦めましたよ。あとは命が保って時間が経てば満期出所できます。」

と、ここまで書いて、現在の刑務所で命の危険を感じることがないように思うのが常識では?と思い、自粛することにしました。あまり特殊な事例はやはりおしゃべり会の会話の中に限定します。

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 普通の受刑者は、毎晩テレビを見て、月に一回は慰問の集会に出ます。
 普通の受刑者は、毎月500円分の菓子を買って食べ、祝日はビデオを見ます。
 普通の受刑者は、毎月手紙が4通は出せます。
 普通の受刑者は、生きて出所することができます。

 でも、どの受刑者も深く傷ついています。心を殺して受刑生活を送ってきた者の特効薬はやはり押し殺していた感情を吐き出せる場所、同じ思いを共感できる仲間です。
それに寄り添える者も仲間も大切です。
 最初は出所者のことをなんにも知らない人だって、今ではなんでも話せる友達になっていたりするのです。

 最後の⑤クロージングは時間があっと過ぎたので個人的感想のはずが、「当たり前」の対義語のこの一言で締めました。
 「有り難うございました。」
 です。

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