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「ま~る」(旧「NPO配りの会」)犯罪を経験した当事者と支援者でつくる自助グループ

ま~る(旧「配りの会」)は、刑務所出所者など犯罪を経験した当事者と、産業カウンセラー、家族相談士、精神保健福祉士、社会福祉士、弁護士などでつくる、自助グループ活動を行っているNPOです。2011年設立、刑務所から社会へ戻る方に寄り添う活動をしています。

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なぜ犯罪に至ってしまったのか?

  「なぜ犯罪に至ってしまったのか?」

                        シャンプー

 おしゃべり会の感想は少なかったものの、順調に活動しています。お陰様です。
 
 場所を杉並区内の和室に移し、ゆっくりとしたワークをしていました。

 1月に3回、集まり、話し合いをしました。

20170129184134260.jpg

 これを書いているのは1月27日です。たくさんの犯罪者が参加してくれました。

 今日の犯罪者の定義は、
「ルールを破ったことがある人。」
信号無視すら、犯罪ということです。
自分の加害性に気がつくこと。

 私は、犯罪をしたことがない人を見たことがないです。
 
 非公開ながらも、毎回新規の方が来られ、自分の問題を話してくれそこで得たものを持ち帰るという、有意義な時間が続いていました。

 そして、私が持ち帰るものは、「人間性の回復の過程」です。

 特に、ここ最近は、個別の人生観に触れ、プライバシーの配慮からも文章に起こしづらかったのです。

 「なぜ犯罪に至ってしまったのか?」

 誰もが何か別の感情や環境に支配され、囚われています。
 
 家族からの愛情の不足。友人、周囲への誇示。劣等感を埋めるための蛮勇。

 今日は、しーちゃんの被害体験で、ひろちゃんがファシリテートしました。

 それを見て、私は自分の加害体験を思い出しました。

 「俺はライオン、お前がうさぎ」と、力の優位性を見せたかった過去があります。

 中学生の頃、同級生のいじめらている子に対し、自分も「死ね」と、言い、ボールをぶつけるなど暴力を振るっていました。

 そして、このときにも見られた古い習慣はなかなか直らないように、今でもその特性はあります。

 刑務所で暴れ(後に余罪として立件され)たときもそうです。

 刑務所では看守と受刑者が主従関係にあります。

 でも、「これは間違っている、絶対譲れない!」というとき、私は相手を攻撃します。

 負けると分かっていても自分の価値観に囚われ、相手の攻撃に移ります。

 その加害性に気がついたとき、改めることができるのです。

 つい先日、似たような加害性を発揮しました。大いに反省しています。

 エスカレーターで隣人を介助をするため、右側に立っていると、後ろから来た男にグイグイと押され、下りたところで
「邪魔なんだよ!」
と言われました。
 
 その男に対し、私はよろめくふりをして足を引っ掛け、転ばせようとしました。

 「相手が転べばいい」と思い、足を引っ掛けるという加害行為に及び、相手が転ばないことで失敗に終わったのです。

 「相手が悪い」と、周りに言われれば納得できるものではなく、自分に起きたことが問題です。

 今後、このケースを繰り返さないためにはどうすればいいのか?

 客観的に物事を捉え、相手の立場からも状況把握できるように努力していきます。

 1月に行われた3回のおしゃべり会然り、今後は、各々が何かに気が付き、成長できる場としていけたらいいなーと、思いました。
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